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http://hentenna.hatenablog.com/entry/2014/03/09/121004

「記載不備」では済まない、ヤマダ電機の電子書籍サービス終了告知について

ヤマダ電機が運営する電子書籍サービス『ヤマダイーブック』の閉鎖について、一悶着あったようです。

ヤマダイーブックがサイト閉鎖――購入した電子書籍は無駄に - ITmedia eBook USER

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ヤマダ電機のひどい対応

2012年6月にサービスが開始されたヤマダ電機の『ヤマダイーブック』。開始から約2年となる今年の7月31日をもってサービスを終了するとのアナウンスがありました。理由としては「8月に立ち上げる新しい電子書籍サイトを構築するため」だそうで、まぁ致し方ないかなと思ったのですが、なんと購入済みコンテンツは閲覧不能になる上、購入したコンテンツに対し返金やヤマダポイントへの交換も行われないと報道され波紋を呼びました。それが上記の記事ですね。

 

で、当然のごとくユーザーからは不満の声があがりました。当たり前ですよね、キチンとお金を払って購入したコンテンツが一方的な理由で利用できなくなり、何の配慮や移行措置も取られないのであれば。

 

yahoo!等でも大きく取り上げられ、瞬く間にヤマダ電機のひどい対応が拡散された結果か、すぐに「一部記載内容に不備があった」とする謝罪文が公式ホームページに掲載されていました。↓

http://www.yamada-denki.jp/topics/download.t.pdf/783

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いやいやいや!!

 

「一部」記載不備って!

サービス終了にユーザー側が最も気にかかる購入済みコンテンツの扱いについて、当初の告知文面と真逆なことを書いているじゃないですか!↓

 

ヤマダ電機の電子書店が閉鎖 購入書籍は閲覧不能に - ITmedia ニュース

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※この画像はITmediaニュース様の記事からお借りいたしました。

 

明確に、

 

「お客様にてご購入いただきましたポイントにつきましては、返金及びヤマダポイントへの交換は出来かねますので、予めご了承頂けますようお願い申し上げます。(中略)また、ご購入及びダウンロードされたコンテンツにつきましては、新規電子書籍サイトに引き継がれないため、2014年7月31日をもちまして閲覧できなくなります。」

 

って謳っていたにも関わらず、

 

「8 月より新たな電子書籍サービスへの移行を予定しておりますが、移行期間中におきまして、新サービスへの継続にご承諾いただけないユーザー様に関しましては、お手持ちのイーブックポイント残高相当をヤマダポイント付与という形で対応させていただきます。 また、ダウンロードされたコンテンツに関しましては、新サービスへ移行後も、引き続き閲覧ができるよう、調整を行っております。 新サービスへの移行に伴いましては、既存ユーザー様の不利益とならぬよう、十分に配慮した形で対応を行ってまいります。」

 

と見事に真逆の対応に様変わり。記載不備のレベルじゃないですよね、これ。もし文句の声があがらなければ最初の対応で進めていたんじゃないかと勘ぐりたくなります。

 

電子書籍サービスはAmazonのKindleを代表としていくつもありますが、うまくいっていないものも多く、ローソンが運営していたエルパカBOOKSはサービスを終了しました。別に電子書籍に限った話ではありませんが、ポータルに頼るサービスを利用していて一番怖いのは会社が潰れたり突然サービスが終了したりすること。このブログもはてなのサービスなので、もしもはてなに何かあればブログサービスが突然終了してしまうかもしれません。私は今ワードプレスでブログメディアを構築しているところでそう遠くない先にブログサービスを移行する予定ですが、それもやはりポータル下で続けるデメリットを考えた上でのことです。

 

今回のヤマダ電機がとった行動は、ユーザーに「電子書籍」に対する不信感を抱かせる失策だったと思います。ちなみに私はKindleでしか電子書籍を購入していません。電子書籍サービスとして弱小なポータルを利用することの怖さは、こういうところにあるのかもしれませんね。8月からサービス開始となるヤマダ電機の電子書籍サイトがどんなものになるのか、いい意味でも悪い意味でも今から注目です。

 

参考記事

ヤマダイーブックがサイト閉鎖――購入した電子書籍は無駄に - ITmedia eBook USER

「買った電子書籍が無駄になる」は「記載不備」 ヤマダイーブックがサービス終了告知についておわび - ITmedia eBook USER

ヤマダ電機、購入書籍を新ストアでも閲覧できるよう調整 ポイント残額はヤマダポイントで返還 (ITmedia ニュース) - Yahoo!ニュース

 

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第3回ブロガーミーティング!『イケダハヤトさん引越祝い♪ざっくばらんにブログ話で盛り上がろう!』開催レポート

2014年5月29日(木)、リバ邸渋谷で開催した第3回ブロガーミーティング!『イケダハヤトさん引越祝い♪ざっくばらんにブログ話で盛り上がろう!』のレポートをアップしました!参加された皆様、ご協力ありがとうございました!

 

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第3回ブロガーミーティング!『イケダハヤトさん引越祝い♪ざっくばらんにブログ話で盛り上がろう!』

過去イベントはコチラ↓

第1回ブロガーミーティング!『イケダハヤトさんに学ぶブログ運営術』レポートをアップしました! - ヘンテナブログ

第2回ブロガーミーティング!『バイアウトできるブログメディアをつくろう!』レポートをアップしました! - ヘンテナブログ

 

第3回目となるブロガーミーティング。

場所は第2回と同じくシェアハウス・リバ邸渋谷をお借りいたしました。管理人の松井さん、小野寺さん、ありがとうございました!

 

今回のコンセプトなのですが、第1回はイケダハヤトさんによる講義形式、第2回はグループワーク方式で開催したため、どうしようかなぁと思っていた矢先に、実は近々イケダさんがお引っ越しされるという情報が入ってきました。

 

今年の2月に初めてお会いしてから、相談に乗っていただいたりイベントにお越しいただいたりと、私はイケダさんに大変お世話になっています。なので今回は「ブロガーミーティング」というイベントの一貫ではありますが、イケダハヤトさんが東京にいらっしゃる内に一度お話ししてみたかった人から、ブロガーミーティングに興味があったけど参加するほどブログやっていないし・・・という方まで幅広く募集をかけ、盛大にイケダさんのお引っ越しを祝おうというコンセプトで企画しました。

 

なので厳密には「ブロガー」ミーティングではないですし、そもそもブロガーでない人も何人かいらっしゃいました。もっと言うとミーティングですらなかったような気がしますが、リバ邸渋谷という創造的なシェアハウスを舞台に志の高い方々が集まり、それぞれをマッチングできたという意味では面白いイベントになったのではないかと思います。あんまりこの言葉は好きではないですが、名刺交換だけで終わらない「異業種交流会」のようなテイストでしたね。私自身ここでかなり良い繋がりが生まれましたし、参加された皆さん同士にも繋がりが生まれたようで、スピンオフ企画ではありましたがやってよかったなぁというのが正直な感想です。

 

・・・ということで、実は第3回ブロガーミーティングの内容についてはあんまり書くことがなかったりします(笑)。アジェンダがあるようなイベントでもありませんでしたので、開催のご挨拶をさせていただいた後は「お好きにどうぞ」ですね。ただ当然私は主催者ですから、こういった場に入れない人(私含む)や知らない人に話しかけるのに躊躇してしまう人(私含む)に対して積極的にアプローチをかけて人の輪に送り出したりはしていました。自分が参加側だと本質的な人見知りが本領発揮してしまうので、自ら主催しているというわけなんですよね、実は。

 

ですので、今回は写真レポートでお届けいたします。「なんだか楽しそう♪」と思っていただけるだけでもありがたいですし、今後も継続して開催予定のブロガーミーティングに興味を持っていただければ尚良しです。イケダハヤトさんがお越しになるか、スカイプ参戦になるかなどはまだわかりませんが、ゲストをご用意して開催したいと思っています。また当ブログで案内を出しますので、参加を検討されている方はご連絡くださいね!よろしくお願いします。

 

ちなみに顔写真NGの方には対応した上でレポートをアップしていますが、もしも問題箇所がございましたら主催の渕上までご連絡ください。すぐに対応させていただきます!

 

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※ちなみにイケダハヤトさんが興じているのは「大乱闘!スマッシュブラザーズ」という任天堂のゲームソフトです。上記写真左の方はスマブラ世界大会王者の吉田さんという方で、イケダさんらと死闘を繰り広げていらっしゃいました。まさか第3回ブロガーミーティングが「スマブラミーティング」になるとは・・・。

 

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なぜ僕は「炎上」を恐れないのか 年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術 (光文社新書)

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店内全てに落書きできる「ぺんてる」の期間限定カフェ『GINZA RAKUGAKI Café & Bar by Pentel』 が6月2日にオープン!

おもしろそうなカフェが期間限定でオープン!

GINZA RAKUGAKI Café&Bar by Pentel

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大手企業がカフェをオープン!

先日はアップルストア渋谷のすぐ近くに「楽天カフェ」がオープンしましたね。ブロガーやメディアの方がこぞってレポートをアップされていますが、電源の用意っぷりが半端なくコワーキングスペース代わりに使えそうだと評判がいいみたいです。

楽天カフェ(Rakuten CAFE): 渋谷公園通りNEWオープン!

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楽天カフェは期間限定ではないみたいですが、大手企業がプロモーションを兼ねて期間限定のショップやカフェをつくることはめずらしくありません。特に渋谷近辺ではそういった店が多いように思いますね。例えば宇田川町では、キリンが一番搾り製法を体感できるビアガーデンを10月上旬までの期間限定でオープンしています。↓

一番搾りガーデン ブルワリーエクスペリエンス|一番搾り|ビール・発泡酒・新ジャンル|キリン

 

仕事がらよくこの周辺をウロウロしているのですが、天気のいい日に昼間っからビールを美味しそうに飲んでいる人たちで溢れかえっています。うらやましい。

 

キリン 一番搾り 350ml×24本

キリン 一番搾り 350ml×24本

 

 

店内すべて落書きOK! ぺんてるが運営する期間限定のカフェ&バー

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ドラマ「新解釈・日本史」の面白さと、To Doリストが最も効果的とのたまう聖徳太子の話

4月27日からこんなドラマが始まりました。

ドラマ「新解釈・日本史」

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歴史上の偉人は、本当に偉人なのか?

私たちが知っている日本の歴史は、ほとんどが教科書で学んだ歴史。科学が進歩するに従って、私たちが習った歴史は年々解釈が変わっていったりしています。例えば私が小学生のときに習った歴史の教科書では、源頼朝の肖像画として教えられたこの絵↓

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今では、本当は足利直義の肖像画ではないかとされ、教科書からは消えているんですよね。今さら違いましたと言われても『源頼朝』として暗記させられた経験から、もう脳裏にこびりついてしまっています。

 

同様に聖徳太子は、今では実在が疑われてすらいます。歴史は「変わらぬ真実」ではなく、「変わりゆく真実」であることがよくわかりますね。

 

今回始まったこの番組は『私たちが教え込まされた歴史は本当に正しいのか?現代の研究ではこう解釈できる!』といった、新しい解釈の歴史を学ぶドラマです。地味なテイストですが、下記の紹介動画がやけに凝っていて面白いですよ。ぜひご覧になってみてください。↓

 

 

【緊急対談】聖徳太子に聞く「マルチタスクがダメな理由」

【緊急対談】聖徳太子に聞く「マルチタスクがダメな理由」 | CuRAZY

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キュレーションメディア・CuRAZYでこの番組に関する記事が紹介されているのですが、そこに【緊急対談】聖徳太子に聞く「マルチタスクがダメな理由」と称する爆笑記事が掲載されていました。テレビ番組と関係があるのかわかりませんが、内容は「聖徳太子(厩戸皇子)」と彼の部下かつ最後の遣隋使および最初の遣唐使である「犬上御田鍬」とのマルチタスクをテーマにした対談です。

 

もうこの時点で笑えるのですが、もちろんここでのマルチタスクとは「聖徳太子は10人の話を一度に聞いて一つ一つについて的確に理解し、返答した」ことです。有名な話ですよね、これは。

 

しかし現在では、「しかし実際には、10人が太子に順番に相談し、そして10人全ての話を聞いた後それぞれに的確な助言を残した。つまり、実は記憶力が優れていたという説が有力なんだそうです(出典:wikipedia)。何それ、全く意味が変わってくるじゃないか。

 

その後聖徳太子は、あろうことかマルチタスクはオススメしないと説き、何ならシングルタスクの意識が大事とのたまい、挙げ句の果てにはTo Doリストが最も効果的とか言い出します。私たちが習った「聖徳太子」とは一体なんだったのか?何とも腑に落ちない気持ちにさせられる対談でした。実に面白いのでぜひ読んでみてください。

 

ちなみに次回放送のドラマは『宮本武蔵』です。放送は6月1日(日)24時50分からですね。あの剣豪・宮本武蔵がどれだけ丸裸にされるのか、今から楽しみです。

 

読むだけですっきりわかる日本史 (宝島社文庫)

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そうだったのか!日本現代史 (集英社文庫)

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柿本人麻呂からモーニング娘。'14まで! 愛情溢れる評論サイト『花の絵』

クオリティの高い音楽・映画評論サイトをみつけましたので、ご紹介します。

花の絵

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作品に対する情熱が垣間見える評論サイト『花の絵』

この「花の絵」は、阿部十三(あべ・とみ)さんという、シンコーミュージックの音楽雑誌の編集者や音楽・映画のフリーペーパーの編集長をご経験された方が立ち上げたウェブサイト。記事それぞれの書き手が「知ってもらいたい!」と熱い情熱を持った紹介したいものを紹介するというスタンスで、どの記事も非常に「濃い」内容でお腹いっぱいになれます。

 

興味深いのは、必ずしも時代に沿ったものを紹介していないところ。何せ現時点で最新のアップ記事はバッハですから。しかも私がクラシック好きになったきっかけでもある“無伴奏チェロ組曲”!歴史を踏まえたすばらしい批評がなされていて非常にオススメです。↓

 

J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲 - 花の絵

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大きく「音楽(クラシック・ポップ・ロック」「映画」「文化」に分けて評論がなされていますが、驚いたのが「文化」。“柿本人麻呂 石見相聞歌の鑑賞”や、“『冷血』について トルーマン・カポーティの業”といった歴史を感じる評論が並んでいる中に、なんと“モーニング娘。'14の実力”という記事が!↓

 

モーニング娘。'14の実力 - 花の絵

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正直いきなり現役バリバリのアイドルが出てきて面食らったのですが、書かれているのは阿部十三さんご本人。

 

一時期は栄華を誇ったモーニング娘。AKB48・ももいろクローバーZ等によるアイドル戦国時代を迎えた最中、旧来のメンバーの卒業なども合わさって見る影もなくなったことはご存知かと思います。しかし今年になって、モーニング娘。は「モーニング娘。'14」に改名し、名実共に生まれ変わりました。これはリーダーとしてグループを率いる道重さゆみの手腕によるものが大きいと思いますが、あらゆるメディアに登場して女性ファンの心をも掴み、まさに生まれ変わったモーニング娘。といっても過言ではないでしょう。

 

本記事でも非常に愛のある評論がされていて、阿部さんのモーニング娘。に対する愛情が伝わってきます。私も好きなアーティストやミュージシャン、アイドルに関して評論を書いたりしますが、ここまでのクオリティは出せません。羨ましくなる筆力!精進しなければ・・・。

 

コンセプトどおり、時代を問わず自分が「知ってもらいたい!」と思うものを全力で伝える姿勢が美しい。当ブログもコンセプトは非常に近いもの。ぶれずに私も情熱で伝えていきたいと思います。

 

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AKB握手会事件に見る、情報ウラ取りの必要性。

ソーシャルメディア時代の情報ウラ取りに関して。

AKB握手会事件、RT拡散する前に画像検索を!(神田 敏晶) - 個人 - Yahoo!ニュース

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AKB握手会事件に見る、情報ウラ取りの必要性

先日のAKB48握手会現場で起きた傷害事件。犯人はすぐに捕まったため一安心というところですが、刃物で切りつけられたメンバーやスタッフ以外にも、気分を悪くして病院に搬送されたメンバーもいたとのことです。「握手会」というシステムは何もAKB48が始めたわけではないので、こういった事件があったからといって無くなるとは思いませんが、警備体制にメスが入るのは間違いないでしょう。

 

さてこの事件ですが、私が知ったのはTwitterのタイムラインでした。衝撃的な内容だったので一瞬で情報が拡散され、何が真実なのかよくわからない状況に次第になっていきました。その後は大手メディアにも情報が載るようになりましたが、Twitterの拡散力の高さに久しぶりに驚きましたね。

 

タイムリーに情報が入ってくるようになると、「で、今はどうなってるんだ?」「続報はまだか?」「どうなってるのか気になる。」とリプライが飛び交い、それに対して捕まった犯人の顔写真や名前がわかったとしてツイートされはじめます。

 

問題は、この情報を鵜呑みにしていいかどうか。誰が一次発信者なのかハッキリしない中、流れてきたツイートを調べることなくリツイートしてしまった人も多いんじゃないでしょうか。私が普段Twitterでリツイートするときは、その情報が正しいかではなく面白そうかどうかでサラッとしてしまうことがあります。今回のような事件だとソースがハッキリわからない限り気軽にリツイートしたりはしませんが、その無意識のツイートが混乱を招くこともあることがよくわかりました。

 

元記事より引用させていただきます↓

ーーーーーーー

速報・AKB握手会で起きた大事件】 川栄李奈が男に切られ頭部から出血し救急車で搬送。 刃物で暴れる男にスタッフも刺され、握手会中止 犯人こいつらしい。かわいそーや。(* _ω_)...

出典:twitterより

ーーーーーーー


思わず、犯人の顔だと想い、ReTweetしそうになるが、画像をダウンロードし、Google画像検索で、この画像を検索してみると、北海道での母親殺害の犯人の画像だということがわかる。

 

AKB握手会刃物男、青森県十和田市 梅田悟容疑者24歳
という現場写真つきのツイートも検索してみると…
中国の広州駅での流血事件の写真ということがわかった。

 

犯人の氏名もですが、人は「犯人の顔写真が添付されている」となると思わず見てしまうものでしょう。そしてその画像をまたリツイートする・・・。あっという間に犯人がつくられてしまいます。

 

これって非常に恐ろしいことですね。情報をねつ造できるということもですが、大手メディアなどソースが明らかではない情報に対して、自分でソース確認をしてからでないと信じることができないということですから。元記事では「ウラ取り」と書かれていますが、まさにそのとおり。自分が誤報発信者として叩かれないためにも、情報を流す意味・責任について理解しておかなければなりませんね。

 

池上彰のメディア・リテラシー入門

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ソーシャルメディア リテラシー

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<<移転しました>>映画『そこのみにて光り輝く』 一瞬だけでもいい。自分が光り輝ける場所があるのなら、それだけで。

 綾野剛×池脇千鶴×菅田将暉が共演する、悲しくも美しい映画『そこのみにて光り輝く』を観てきましたので、さっそくレビューをアップします。先に言っておくと、私が今までに観た日本映画の中でも5本の指に入る傑作でした。ちなみに不動の1位は、本作と同じく池脇千鶴が主演をつとめる『ジョゼと虎と魚たち』です。

映画『そこのみにて光輝く』公式サイト

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※この記事は新ブログに移転しました。

映画『そこのみにて光り輝く』 一瞬だけでもいい。自分が光り輝ける場所があるのなら、それだけで。 | hentenna project

 
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