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「鈴木先生」の心に響いたコトバを選んでみました。

鈴木先生のことばかりブログに書いていますが、今回は私の心に響いたコトバをピックアップしてみました。

ピクトアップ 2013年 02月号 [雑誌]

ピクトアップ 2013年 02月号 [雑誌]

鈴木先生が第2特集で組まれています。読み応えのある内容でおススメです。600円とお安いですし。

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第1話

「たしかにあなたには被害者という側面があるかもしれません。ですが、ぼくがこうして、仕事にせよ全力で耳を傾け、協力しようと努めているのは、あなたが被害者だからではありません。我々が同じ教育者の立場にあるからです。たとえ相手が加害者であろうと、あなたは教育者として、彼に向き合わなくてはなりません

 

第2話

 

「自由な討論が常に最良の道でしょうか。この問題はデリケートで、根が深い。子供たちは両親から授かった教育やしつけ、家族の価値観までも背負って討論しなければならなくなります」

「相手を打ち負かし、自分を押し通すためだけの正義と、罵り合いに落ちてしまう――」

 

 

第5話

大変だけど、嫌われ役や、笑われ役に逃げないでください。いつまでも、あたしたちから見て憧れられる先生でいてください。あたしもやるから・・・大人から見て、いいなって思える中学生をやるから」

 

第6話

「これはOKで、これはNGっていうラインを引く場所は、個人個人によって、変わってくると思うんです。それぞれの線引きを集めて、平均化したものが世間の良識なり、常識になってる。でも、その平均値にとらわれ過ぎると、却って判断を誤ってしまうこともあると思うんです。

 

男が父親としての責任を持ち、女が母性に目覚めれば、そこに苦労はあったとしても、不幸は存在しないはずです。

 

 

「避妊とは、そもそもセックスから本来の目的である、子供を作るという部分を切り取り、快楽だけを楽しむための技術に過ぎません。つければいいという安易な避妊指導は、セックスが単なる娯楽になり得るという事実を、子供たちに教えてしまっているような気がするんです」

 
「するなら、つけてしなさいとは、やはりオレには言えないんだ。だが、いまのオレたちの世の中では、つけてするという選択が許されている。いいか、つけてすればOKなんじゃない。ただ、許されているだけだ。同じ時代を生きる人間同士が、自分たちのために作った取り決めなんだ。この選択を選ぶとき、おまえはきっとまだ覚悟のできない自分を自覚するだろう。その自覚と痛みを、どうか忘れないでくれ」
 
第7話
「世の中には自分の価値観を絶対的なものだと信じ、そこに含まれたエゴの存在を自覚しない者があまりにも多いんだ。1つの価値観が、何者かによって有無を言わせぬ方法でつぶされること。また、1つの価値観が世の中のすべてを支配してしまうこと。オレはこれらをなによりも恐れているんだ
 
いまの学校教育は、我々が普段 思っている以上に、手のかからない生徒の 心の摩耗の上に支えられてるんだ。どんな生徒に対しても手が足りない中、教師たちは結局、目立った問題を起こす生徒に多くの力を割かざるを得ない。問題のない生徒は、おそらく潜在的に問題児への嫉妬心を抱いているに違いないんだ。問題児の心の中に、優等生への妬みが存在しているのと同じようにね。
 

 

第9話

「他者を批判することで、自らを正当化する者のなんと多いことか。自分の意見を押しつけようと躍起になり、相容れない意見は、相手の人格までも否定する者のなんと多いことか。こいつはら、そんな大人たちの何倍もすごい」

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色を付けたところは、特に好きなところです。小川蘇美が鈴木先生に言った「大変だけど、嫌われ役や、笑われ役に逃げないでください。」というコトバは本当に身に染みました。困ったことやミスをしたときに、私はこうなってしまうところがあると自覚しています。そうしたって、なんの良いことも、解決にもならないのに。

 

コトバというものは、要約できないのかもしれないと、最近思い始めました。もちろん一言名言みたいなものはありますし、ガンジーの「永遠に生きるかのように学べ。明日死ぬかのように生きろ。」というコトバは、私の心の支柱になっています。しかし、上記の鈴木先生のコトバは、書きだした以上に要約することはできませんでした。「伝える」には、これだけのコトバが必要なのだと思います。

伊坂幸太郎さんの著作「モダンタイムス」に、人生についての以下のコトバがあります。

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人生は要約できねえんだよ。

人ってのは毎日毎日、必死に生きてるわけだ。

つまらない仕事をしたり、誰かと言い合いしたり。

そういう取るに足りない出来事の積み重ねで、

生活が、人生が、出来上がってる。だろ。

 

ただな、もしそいつの一生を要約するとしたら、

そういった日々の変わらない日常は省かれる。

結婚だとか離婚だとか、出産だとか転職だとか、

そういったトピックは残るにしても、

日々の生活は削られる。

地味で、くだらないからだ。でもって

「だれそれ氏はこれこれこういう人生を送った」

なんて要約される。

 

でもな、本当にそいつにとって大事なのは、

要約して消えた日々の出来事だよ。それこそが人生ってわけだ。

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これを読んで、本当に大切なことは要約できないんだと、実感しました。

良い本ですよ、モダンタイムズ。

モダンタイムス(上) (講談社文庫)

モダンタイムス(上) (講談社文庫)

モダンタイムス(下) (講談社文庫)

モダンタイムス(下) (講談社文庫)

 

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