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常見陽平 ”自由な働き方をつくる-「食えるノマド」の仕事術” を読みました。

ノマドってコトバ、流行っていますよね。

 

かくいう私も当ブログで、通称ノマドの女王・安藤美冬さんの著書”冒険に出よう”を取り扱い、生き方・考え方に共感を覚えて大きく紹介したことがあるのですが、ブログに目を通した方からは流行に踊らされているバカなヤツ扱いされたことがありました。

 

ビジネス書全般に言えることですが、何もその本を読んで感銘を受けたからって、ほとんどの人は内容すべてに同意しているわけではないと思うんです。私も当然にそうで、”冒険に出よう”を読んで共感を覚えたのは「シングルインカムの恐ろしさ」という部分です(これはブログにも書いています)。正直この本に書かれたことは安藤さんだからできる、という部分が多いように思えましたので、全てを真似しようとは考えていません。ただ、心意気や考え方に影響を受けたことは否めません。結局のところ、良いところだけ自分に取り込めばいいんですよね。

 

そんなわけで今回読んだのは、ある意味”冒険に出よう”の対極にいるような本、常見陽平さんの著書、”自由な働き方をつくる-「食えるノマド」の仕事術”です。 

 

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ノマドというコトバの響きの良さに踊らされている人に、ぜひ読んでもらいたいです。

 

ちなみに著者自身が、自分はノマドワーカーであると述べています。その上で、メディアにノマドが取り上げられていることに疑問を感じているというある種の矛盾を抱えているのですが、ゆえにノマドのメリット・デメリットについても習熟されているからか、文章が非常に読みやすい。そして、やさしい。安直に否定しないところにも好感が持てました。

 

大体においてこういったビジネス書は極端になりがちです。「ノマド最高!」か「ノマドにだまされるな!」しか書店ではあまり見かけません。そんな極論にこそ踊らされず、良いとこ取りで自分に馴染ませていけばいいだけなのになーと思います。

 

自分の働き方を再考する上で、この本はとても有用でした。それこそ”冒険に出よう”と合わせて読んでこそ、本当に自分に合った考え方を見つけられるのではないでしょうか。

自由な働き方をつくる 「食えるノマド」の仕事術

自由な働き方をつくる 「食えるノマド」の仕事術

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