川嶋あい デビュー10周年記念ライブ 「I WiSH」に参戦してきました。
1年で3本の指に入る不毛なイベント、バレンタインデーの日に、こよなく愛する川嶋あいさんのライブに参戦してきました。
※いきなり何でブラックサンダーの画像?と思われるかもしれませんが、何と川嶋あいさんからのバレンタインチョコです(笑)もちろん、来場者全員へのプレゼントですがね。ちなみに、手作りチョコを作って今回のライブのプレゼントにしようと160個程つくったそうですが、そこで実はZepp Tokyoでは手作りの食べ物の配布はダメなことがわかって中止になったそうです。。。恨めしや、Zepp Tokyo!
ちなみに今回のライブは「川嶋あい」ではなく、テレビ番組「あいのり」の主題歌を歌う覆面アーティストとして一気にスターダムにのし上がった「I WiSH」の曲をメインとした構成となっており、活動期間中わずか2回のライブしか行わなかった(デビューと解散の2回!)ため、かなり貴重なライブだったのではないでしょうか。
ちなみに初めて”zepp tokyo ”に来たのですが、そこまで大きくないせいかアーティストとの距離が近く、大きな規模のライブハウスのように感じました。1Fスタンディングのど真ん中後方で観ていましたが、ライブハウスほどゴミゴミしていないこともあり、心地よい時間を過ごせて満足です。
ほぼ定刻どおりにライブは始まりましたが、冒頭2曲がいきなり「川嶋あい」の曲!
あれ、今日はI WiSHのライブじゃなかったっけ?と思っていたら、これはあいさんの計略の内だったようで、「 WiSHじゃないじゃん!」とつっこんでもらうことで場を湧かせようとしていたようです。さすがはあいさん、肝が座っています。
その後はI WiSH時代の相方・naoさんが登場して、名実ともに「I WiSH」として、当時の曲をぶっ続けで歌ってくれました。
ただ、残念なことに私はI WiSH時代の曲は、あいのりの主題歌2作(明日への扉が有名ですね)ほどしか知らず、ほとんどの歌が初聴…まぁこれは私が悪いのですがね。
しかし、もはや「川嶋あい」の歌として吸収しているようで、まるで以前から知っていたかのようにすんなりと聞くことができました。名曲が多かったんですね。
その中でも「ふたつ星」は群を抜く美しさ。もともと好きな歌だったのですが、ライブで聴くと旋律の美しさが俄然際立つようで、体が震えました。
I WiSHの曲を歌い上げたあと、あいさんの名曲”Dear”でライブ本編が終了。
アンコールに答えて再度出てきてくれ、最初に歌ってくれたのが4月10日に発売される新曲「Yes/No」。この歌は相当な難産だったそうで、最後にシングルを発売したときから2年以上かかっている。この2年の間には日本自体が大変なことになっていて、後述する川嶋あい個人としても辛い出来事を経験した期間であり、どんな歌をつくればいいのか試行錯誤を繰り返したそうです。
デビュー10周年を迎えた今年、望むテーマは原点回帰。路上で歌っていた頃の気持ちを思い出し、さらなる成長を遂げていこうとする強い想い。「明日への扉」を10年後の今、あらためてつくるとどうなるだろう?それがこの新曲なのだそうです。本ライブで初めて歌ってくれたのですが、サビを聴いた瞬間に好きになりました。とても川嶋あいらしい、キュートでストレートなラブソングです。ここしばらくのシングルはわりと重めな歌が多かったように思いますので、ここまでストレートにポップな歌を歌える心境になったことを、ファンとして嬉しく思います。あいさんには、POPでいることを恐れないでいて欲しいです。
そして難産になった大きな理由となるのが、ライバルかつ憧れでもあった同じ事務所の親友の死だったと、ラストソングの前に川嶋あいからファンへ告げられました。
アーティスト名:as(アス)
本名:小池 珠美(こいけ たまみ)
2011年12月30日、病により25歳の若さで永眠されました。
衝撃でした。
生の明るさと死の暗さ。
「川嶋あい」の人生において、死の暗さを味わう経験は、もう充分過ぎるほどです。
願わくば、今後は生の明るさのみを、あいさんに与えてほしいと心から思います(あいさんは否定するかもしれませんね)。
そして、最後に歌った曲は、そのasに捧げるためにつくられた歌、「T」。
ストレートに、彼女への想いが伝わってくる、とても優しい歌でした。
1年に1度は川嶋あいのライブに参戦していますが、その度に、生きることの素晴らしさ、人生の楽しさ、思い出の美しさ、そんな忘れがちなことに気づかせてくれます。最近仕事が忙しく、本当に大事な人に対してもつい冷たい態度をとってしまうことがあり、自分が嫌になることが多々ありました。
あいさんは言います。
自分にとって大事な人を、大事にしてください。会えるうちに、自分にできることをしてください。
シンプルですが、とてもいいコトバだと思いました。
嘘と欺瞞に満ちたこんな世界ですが、せめて自分の大事な人にだけは、誠実でいたい。そして、あいさんと向かい合うライブでは、あいさんに対しても誠実でいたい。
「川嶋あい」は、そう思える存在です。
今回も、本当に素晴らしいライブでした。
今年でデビュー10周年。イベントも目白押しだそうですので、これからの活躍も楽しみですね。
※↓は、ライブ終了後に4月10日発売のニューシングル「Yes/No」の先行予約を受け付けていたのですが、その際のライブ会場限定特典「サイン入り生写真3枚セット」です。
しかもサインは印刷ではなく、「直筆」!黒山の人だかりができていました。
※↓サイン写真の拡大
最後に、セットリストを載せておきます。
ちなみにこれは、セットリストを転載自由で載せているブログ、
”My Live History and Set List on phyo (phyocc)”さんからお借りいたしました。
このブログには大変お世話になっています。管理人のphyoccさん、ありがとうございました。あなたのおかげで、私たちはライブに集中することができます(笑)。
URL:http://d.hatena.ne.jp/phyocc/20130214/p1
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[ 19:17 - Start ]
(Opening S.E. - バレンタイン・キッス)
M01. 旅立ちの日に…
M02. 12個の季節~4度目の春~
(MC-1)
M03. December
M04. 光が指す未来へ
(MC-2)
M05. もう一度…
M06. あなたが旅立ったあの春のにおい
M07. FlowerII
(MC-3) ※ nao 登壇,ai×nao での I WiSH が実現
M08. 明日への扉
M09. Best Friend
M10. 風になれっ !
M11. クラスメイト以上…。
(MC-4)
M12. ふたつ星
M13. 約束の日
(MC-5)
M14. Dear
~ Encore ~
(MC-6)
M15(En-01). YES/NO (新曲; 2013/4/10 Release 予定)
M16(En-02). 見えない翼
(MC-7)
M17(En-03). T (新曲; 2013/4/10 Release 予定) ※ M15(En-01) “YES/NO” c/w (※1)
[ 21:21 - End ]
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