続 ・ 立て続けに起こる飲食店従業員の炎上ツイートに対して、飲食店の店長経験者が思うこと。
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立て続けに起こる飲食店従業員の炎上ツイートに対して、飲食店の店長経験者が思うこと。
昨日記事をアップしたばかりなのですが、またしても同様のツイートが炎上騒ぎになっていますね・・・。
従業員の悪ふざけ写真、投稿が止まらない ステーキ「ブロンコビリー」や「ミニストップ」でも
http://www.j-cast.com/s/2013/08/06180949.html
J-CAST NEWSより
④ステーキレストラン「ブロンコビリー」
http://matome.naver.jp/odai/2137572333865070901
・店の冷蔵庫に体ごと入っている。
http://matome.naver.jp/odai/2137575457672263901
・レジカウンターの上で開脚して股間にバーコードリーダーを当てる
なんというか便乗しているんだろうなということは分かるのですが、顔を隠そうともせずに名前もあっという間に晒されて、さらには解雇されてしまうというリスクはバカでもわかりそうなものですが、なぜ平気でできてしまうのか・・・(⑤の開脚バカは、即刻クビになったようですよ)。
私が敬愛する脱社畜ブログさん(http://dennou-kurage.hatenablog.com/)でもこの炎上沙汰について記事を挙げられていますが、正直こういったバカをする人間はいつの時代にもいるものでしょう。問題はSNSというサービスが普通になった社会で、『すぐに可視化される』にも関わらずやってしまうことなんじゃないでしょうか。
つまり、最悪クビになろうが、名前がばれようが、身元が割られようが、顔を晒そうが何とも思わないということなのでしょう。そこまでリスクだと思っていないとも言えるかもしれません。店舗側に与えるダメージは半端なものではなく、ともすれば廃業に結び付くようなことだというのに。
なんだか、とてもやりきれない気持ちになりました。
単純にメディアリテラシーを深めることや、道徳的な教え、「こういうことはやっちゃいけないんだよ」という幼稚園児にもわかる叱責なんかで反省をうながしたとしても、解決できる気がしません。ただでさえリテラシーの低い人材を多く雇わざるをえない低価格路線のサービス業は、戦々恐々なのではないでしょうか。反省だけならサルでもできると言いますが、反省されたとしても店舗や会社が失った信用や信頼はそう簡単には戻らない。対症療法では意味がないんです。
恐らく、今後も便乗したバカがどんどん出てくると思います。今はどれだけ考えても解決法を思いつかないので、そのどんどん出てくるバカの行く末を見据えながら、想い耽ることにします・・・。
≪参考≫
脱社畜ブログ
「バカが可視化される時代」とどう向き合うか
http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2013/08/06/205343
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App Storeのレビューに、日本のモンスター消費者の片鱗を見る
http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2012/12/04/213102
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