読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる
運営の『ヘンテナプロジェクト』については、こちらをご覧下さい。

http://hentenna-project.com/

http://hentenna.hatenablog.com/entry/2014/03/09/121004

【ブログ紹介】 つぶやきかさこのエントリー『子供が実家への帰省をイヤがる親の3大質問』が、育った時代の違いによる”認識の断絶”を見事に切り取っています。

カメラマン+ライター=カメライターというお仕事をされているかさこさんのブログ「つぶやきかさこ」は、書評から時事問題、旅行記等多岐に渡って記事を掲載されており、とてもおもしろいブログでおすすめです。

 

8/11にアップされた以下の記事は実にグサッとくるものでした。

 2013年 08月 11日

子供が実家への帰省をイヤがる親の3大質問

http://kasakoblog.exblog.jp/20916194/

 

生まれ育った京都を出て東京に来て早5年。今現在は神奈川に住んでいますが、距離と時間を理由にあまり実家へは帰っていません(まぁ、実際飲食店の店長をしていたころには、実家に帰る余裕なんて全くありませんでしたが)。自分は長男ですし、なんとなくいずれは実家に帰ってくることを望まれているんだろうな~と考えることはありますが、面倒くささが先に立ちます。これから親が亡くなるまでに何回会えるんだろうと思うと、もっと考えないといけないことくらい明白なのですが、正直あまり真剣に考えたことはありません。

 

それはなぜなのか?

 

実に明解に答えが書いてある、つぶやきかさこの記事を引用してみます。

①「まだ定職につかないのか?」

②「結婚はまだか?」

③「子供はまだか?」

 

うわぁ、まさにこのコトバを聞きたくないから帰りたくないんだわと実感。

 

かさこさんも指摘されていますが、このコトバがなぜ子どもに嫌がられるのか。それは、本当に子どものことを思って吐き出されるコトバではないから。そこには「世間体」という心底くだらないものが関わっていますね。「ウチの孫は○○大学を卒業して大手の株式会社○○に就職したんですよ」と自慢したいがために。ちなみに私の両親は、こういったことは比較的言わないほうだと思います。特に父親はそうですね。正直、祖父母がうるさく言ってくることに辟易しているのが大きいです。

 

●『仕事について』

あんまり暴言吐きたくはないですが、祖父母や両親が私くらいの歳だったくらいとは仕事そのものがあまりに変わりすぎていることが大きいのに、その当時の古臭い尺度でしか判断しないで仕事について考えていることが、完全に相容れない齟齬を生み出していると思います。

例えば「正社員至上主義」。今日現在、正社員で働けていることにどれだけの安心があるというのか。「終身雇用」「年功序列」という当時の当たり前が、未だに存在すると思っている人も多い。

あとは「大手大企業至上主義」。テレビでCMをやっているような大企業しか”会社”ではないと思っている。気鋭のIT起業や、最近話題のNPOなんてそもそも知らない。会社の話をしてもまったく噛みあわないし、結局伝わらないから話すのをあきらめる。そのうち「仕事」の話をしたくなくなる。それでも親や祖父母は聞いてくる。そして帰省がイヤになる。分かりやすいですね。

 

●『結婚について』

かさこさんはこう書いています。

(結婚を)まだかまだかとせかしているのは、子供の幸せを願っているんじゃなく、早く孫を見たいという自分のエゴだけだ。もしくは「○○さん家のお子さんはまだ独身なんですって」という周囲の冷たい視線から逃れたいだけだ。

完全に同意します。

 

昔は結婚は家の問題だったかもしれないけど、究極的に結婚は個人の判断に任せるものだと私は思う。「結婚しない」んじゃなく、「結婚できない」のかもしれない状況を想像できない親は多い。要するに”お金”の問題だったりする。上記の仕事とも密接に関わってくるが、この時代右肩上がりに給料が増えていくなんて、多くの人は思っていない。そうなると住宅ローンを組むようなことは考えにくい。安定性なんてものはもはや空想の存在になりつつあることを、実感として理解してもらえない。そのうち結婚について話をしたくなくなる。それでも親や祖父母は聞いてくる。そして帰省がイヤになる。至極当然かのように。

 

●『子供について』

最近は妊娠活動、「妊活」が話題を集めていますね。晩婚化が進み子供をつくる年齢も上がってきて、出産を科学することで安全に産みたいという方が多いのは当然のことだと思います。

「子供はまだか」「はやく孫(ひ孫)の顔がみたい」なんて無神経に言うことは、もはやコトバの暴力。私は、”子供は授かりもの”と考えています。できないなら無理につくらないのが自然だと思うのですが、年齢が上になればなるほど、「子供をつくれないのは悪」みたいな風潮があるように実感しています。帰るたびに子供はまだかと急かされる。そのうち子供について話をしたくなくなる。それでも親や祖父母は聞いてくる。そして帰省がイヤになる。当たり前じゃないですか。

 

古い価値観を拭って、今の価値観に寄り添える大人。そういうものに私はなりたいし、親にもなってほしい。カビの生えた、伝統と偽った悪習慣を押し付けないでほしい。大人になって、子供たちは自分の人生を生きている。間違っても、親の世間体のために生きているわけではない。そのことを、親世代はしっかり認識してほしいと思う。

 

いつまでも尊敬しあえる親子でいたいので。

 

私もそういった大人になれるように励むので。

 

お医者さんが教える妊活スタートブック (COSMIC MOOK)

お医者さんが教える妊活スタートブック (COSMIC MOOK)

  • 作者: 監修:小杉好紀(東京産婦人科医会理事ウイメンズクリニック南青山院長)
  • 出版社/メーカー: コスミック出版
  • 発売日: 2012/12/11
  • メディア: ムック
  • クリック: 1回
  • この商品を含むブログを見る

にほんブログ村 映画ブログへ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村 にほんブログ村 ゲームブログへ にほんブログ村 ゲームブログ ゲーム評論・レビューへ にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ