第1回ブロガーミーティング!『イケダハヤトさんに学ぶブログ運営術』レポートをアップしました!
人と人を繋ぐマッチングサービス・コーヒーミーティングで私が企画したイベント、第1回ブロガーミーティング!『イケダハヤトさんに学ぶブログ運営術』が無事に終了しました。参加していただいた皆様、ありがとうございます!
第1回ブロガーミーティング!『イケダハヤトさんに学ぶブログ運営術』 | CoffeeMeeting[コーヒーミーティング]
はじめて企画した、著名人を招いてのイベント開催
もう、開催の数日前から緊張しっぱなしでした。何せ1年くらい前までは自分がイベントを企画したり、ましてや主催するなんて考えられませんでしたから。それもイケダハヤトさんという、ブロガー界の重鎮を招いてのイベントですから、失敗できない気持ちも強かったですね。
※私を変えてくれた「コーヒーミーティング」については過去記事をご参照ください↓
人と人とを繋ぐWebサービス 『コーヒーミーティング』 利用レポート⑸ ・12/15 "コーヒーミーティングフェス"に参加して、今までと違うペルソナを見いだした話。 - ヘンテナブログ
人と人とを繋ぐWebサービス 『コーヒーミーティング』 利用レポート⑽ ・エヴァンジェリストが仕事として認められる日を夢見て。 - ヘンテナブログ
イケダハヤトさんとコーヒーミーティングして見えた、自分の未来。 - ヘンテナブログ
コーヒーミーティング普及のためにエヴァンジェリストができること。そして『第1回ブロガーミーティング!「イケダハヤトさんに学ぶブログ運営術」』開催のご案内。 - ヘンテナブログ
結果的には・・・ブロガーの皆さんとイケダさんとの対話を目指していたものの、ほとんどイケダハヤトさんがしゃべりっぱなしとなる流れになってしまいましたが、皆さんそこそこ満足頂けたようでホッとしました。成功は皆さんのご協力あってのことです、ありがとうございました!
今回のブロガーミーティングはカタチに残しておこうと企画段階で考えていたので、現場では写真撮影と音声録音をさせていただきました。名前や顔写真NGの方にはもちろん対応した上でレポートをアップしておりますが、もしも問題箇所がございましたら主催の渕上までご連絡ください。すぐに対応させていただきます。
あ、もうすでにレポートをアップしてくださった参加者の方がいらっしゃいますので、こちらでご案内させていただきますね。↓
コーヒーミーティングとリアル池田仮名 - 情報学の情緒的な私試論β
ブロガーミーティングに参加! イケダハヤトさんからアドバイスをもらう | sunny soul
ひよっこブロガーたまご、イケダハヤト氏に会いに行く | 自分のカラを割る方法
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参加メンバーはこちら♪
初めに、今回イベントに参加していただいたメンバーを名前(公開できる方のみ)とブログ名の順で紹介します。(敬称略)
- イケダハヤト・・・イケハヤ書店
- 藤巻慎 ・・・M-Labo
- 浅野健太郎 ・・・実践、貧困ENJOYブログ
- 髙木大輔 ・・・だいすけのココロノウチガワ
- 小関珠緒 ・・・Sunny Soul
- たまご ・・・自分のカラを割る方法
- シブヤタクト・・・日常ぴよぴよ
- 北村誠 ・・・パーソナル・コンサルティング
- 池田仮名 ・・・情報学の情緒的な私試論β
- ツベルクリン良平・自省log
- 暇な女子大生・・・暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ
- 中村文豪 ・・・豊丸文豪
- 渕上聖也 ・・・ヘンテナブログ
企画の経緯と所感
もともと、ブロガーとして尊敬するイケダハヤトさんに会いたかった私が、コーヒーミーティングで出会った友人3人を連れてお会いしにいったのが今年の2月。
目的はふたつあり、ひとつは単純に私が運営しているこのブログを収益化していくにはどうしたらよいかというアドバイスを頂くこと。もうひとつは、エヴァンジェリストとして活動しているコーヒーミーティングをもっと普及していくための智慧を拝借することでした。
その話をしていく中で、「コーヒーミーティングにはブログを書いている人が結構いるから、その人達を集めてブログの勉強会をするのもおもしろいよね」という流れになりました。そこで企画したのがこの『ブロガーミーティング!featuring イケダハヤト』なんです。
最初はコーヒーミーティングのメンバーだけで今回のイベントは実施しようと集客していましたが、いわゆるベテランブロガーが数人来てくれると面白いかなと思い、このブログで参加メンバーを募集する記事を書いてみました。↓
コーヒーミーティング普及のためにエヴァンジェリストができること。そして『第1回ブロガーミーティング!「イケダハヤトさんに学ぶブログ運営術」』開催のご案内。 - ヘンテナブログ
私のブログのアクセス数では拡散力がないので正直難しいかなと思っていたのですが、「日常ぴよぴよ」のシブヤタクトさん、「情報学の情緒的な私試論β」の池田仮名さん、「暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ」の暇な女子大生さんの3名から申請を頂けました!これは本当に嬉しかったですね!はてな界の重鎮にお越し頂けるなんて、夢にも思っていませんでしたから。
かつ、私が密かに憧れていたはてなブロガー・『自省log』のツベルクリン良平さんには私からダメ元でお声掛けをしてみたところ、なんと色よいお返事を貰えたため参加いただくことができました。
今回イベントを企画してみて思ったのは、もちろんイケダハヤトさんという著名人を招いてのイベントだったことは重々承知の上でですが、「なんだか雲の上にいるような存在の方でもひとりの人間なんだから、とりあえず想いを伝えてみたら案外賛同してもらえたり、協力してくれたりするんじゃないか」ということ。
プロブロガーのイケダさんに企画について相談したこともそうですし、ブログで「こんな面白いイベントがあるのでぜひ来てください!」とアピールしたのもそう。憧れのブロガーであるツベルクリン良平さんに「来てください!」とお願いしてみたのもそうですね。「どうせ無理だし…」とか考える前に「えいやっ!」と行動してみたら案外うまくいくことって結構ありますよ。いい勉強になりましたし、カチンコチンの頭が少し柔らかくなった気がします。
ブロガーミーティングレポート!
さて、前置きがずいぶんと長くなってしまいましたが、ここからはブロガーミーティングの内容にふれていきたいと思います。
第1回はどんな内容にしようかとイケダハヤトさんと検討した結果、ブロガーの方々のブログをイケダさんに見ていただいて、それぞれのブロガーが抱える運営上の悩みに答えていただいたり、逆にイケダさんから「もっとこうしたほうがいいよ」といったアドバイスを貰うカタチにしました。
ひとりの持ち時間は10分。2〜3分ブロガー側からプレゼンを行ない、残りの時間をイケダさんのアドバイス時間にあてがうタイムテーブルです。12人もいると、なかなかひとりに対して時間は取れないものですね。順番は上記の参加メンバー表通りですので、藤巻さんのブログからレポートしていきます!
藤巻慎『M-Labo』
藤巻さんは去年の12月にコーヒーミーティングの大型イベント・コーヒーミーティングフェスに参加した際にお会いしました。わらしべ長者を実践されていてそのエピソードが非常に面白い方なのですが、今回はそちらのブログではなく、ご自身が編集長をされている医療系学生・若手医療者がみんなでつくるWEBマガジン「M-Labo」についてのご紹介でした。
こちらのブログは以前から頻繁に読ませていただいているのですが、元キャバ嬢の看護大学生・木村映里さんというトップライターの記事が大ヒットしていることで有名です。↓
ブロゴスやハフィントンポストにも転載されていることもあり、すでに認知度はありますね。私もよく見かけます。藤巻さんが考えている展望は、オフラインでのイベントをもっとやっていきたいということと、影響力の強いメディアにしていきたいということ。
それに対するイケダさんのアドバイスですが、藤巻さんご自身も悩んでいらっしゃる通り、トップライターの比重が高すぎてバランスが悪くなっていることが気にかかるので、何人かライターを抱えているのであれば単純な更新頻度を上げて、1日3本ペースでアップしていくことで他のライターを育てる必要があるとのことでした。
また、知名度はあるので病院や看護学校から記事広告の受注を取ったり、アドセンスを活用しての収益化を考えられるともっと良くなるとのこと。
あとは、ツイッターが死んでいるのでライターごとに個別のアカウントをつくって記事にひもづけることで、ソーシャルへの動線を張るともっと流入が見込めると仰っていました。
※イケダハヤトさんが薦める参考ブログ
トジョウエンジン | 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン
浅野健太郎『実践、貧困ENJOYブログ』
浅野さんは、私がコーヒーミーティングでお会いした大事な友人のひとりです。社会問題をテーマにしたイベントやセミナー等に一緒に行ったりしているうちに、ご自身が最重要テーマにしている「貧困問題」に特化したブログを開設されました。今回はそのブログ運営についての紹介でした。
イケダさんからのアドバイスは、
- 実名顔出しが可能であれば、絶対にそうした方が良い。社会問題を扱うのなら匿名より実名の方が信頼性は遥かに高くなるので。
- ツイッターをやっているのであればソーシャルの動線は必須。NPO法人もやいの稲葉さんはツイッターをかなり使っているので、記事を書いたら(特にハウジングプア系の)ツイッターに流し、稲葉さんにリツイートとしてもらうことで情報拡散を周知を図る。
- 何より「貧困クラスタ」に入り込むことが重要。実際に母体に入り込むのがいいのではないか。
- 同じ記事を書くのならイベントレポートをあげる方がいい。貧困問題についてかけるライターはほとんどいない。クローズアップ現代の記事でバズった大西連さんや、みわよしこさんをモデルにするといいかもしれない。
- 空いているポジションなのでチャンスは多いでしょう。ハフィントンポストやブロゴスに顔出しで記事掲載できるポジションを目指しましょう。
でした。
髙木大輔『だいすけのココロノウチガワ』
高木くんも、私がコーヒーミーティングでお会いした大事な友人のひとりです。というか、私のミーティング最初のお相手が高木くんでした。同い年で似た思考をしていることもあり、すぐに気が合ったんですね。
私がここまで前向きになれたのはコーヒーミーティングあってこそですが、そこで最初に会ったのが高木くんでなければ、ここまでハマらなかったかもしれません。そういった意味でも大事な友人なんです。
彼はIT系の仕事をしていますが、カウンセラーとして今後は活動していきたい想いがあるため、ブログではメンタルヘルスであったりカウンセリングに特化した内容にしようと考えて執筆しているそうです。
さて、イケダさんのアドバイスを箇条書きにしてみます。
- 特別な理由が無いのであれば、アメブロはやめた方がいい。特にカウンセリングを主目的としているのであれば、ごちゃごちゃしたアメブロのデザインはマイナス方向に働くかもしれない。
- 正しいカウンセリングには信頼感を持ってもらわなければならない。であれば、実名顔出しが必要になってくる。個人が見えないと信頼は生まれない。
- ツイッター、フェイスブック等の連携は必須。有効活用して高木大輔の名前売っていかないと、個人カウンセラーは難しい。
- メンタルヘルスやカウンセリングの記事は飽和状態なので、エッジを立てるのが難しい。「いい人」の記事はおもしろくないため読まれないし、特化したコンテンツにする等、ありふれたものにしないようにする。
- 検索エンジンを意識したサイトづくりが必須。見出し機能の有効活用や、単純に記事本数を増やすこと。目指すは500本!
小関珠緒『Sunny Soul』
コーヒーミーティングから申請いただきました。この日が初対面だったのですが、あまりお話しできなかったのが残念でした。
とてもシンプルで洗練されたブログ『Sunny Soul』を運営されています。
カウンセリングの仕事とコピーライターの仕事、2足のわらじを履いていらっしゃる小関さんは、「夢リスト100」や「オイスターバー」といった単語での流入が多いこのブログの、アクセスアップに繋がるヒントをご希望とのことでした。
イケダさんからは、
- まず、スマホからキレイに見ることができるよう最適化することは必須条件。Google Chromeの標準機能で簡易的に確かめることができるので、まずは最適化が必要でしょう。
- その際、個人ブログとしてはフローレンスの駒崎さんやスタートアップの梅木さんのブログが参考になると思う。
- 文章力があるので、もっとボリュームのある記事は書けるはず。保険の教科書というブログがもの凄いので参考にしてほしい。ちょっとした目次がつくれるくらいのコンテンツがほしい。
- ツイッターやフェイスブックの動線をきちんと張るのは必須。
- ブログタイトル下に自己紹介分をいれるといいのではないか。
- メルマガの案内は記事中・記事下にもいれる。
とのアドバイスがありました。
たまご『自分のカラを割る方法』
ブログは匿名で運営されているため、便宜上たまごさんとお呼びします。
たまごさんもコーヒーミーティングで申請をいただきました。小関さんと同じく、初対面でしたがあまりお話しできなかったのが残念です。
さて、たまごさんは会社を辞めるそうなのですが、その暗中模索の記事を書いたりその中での自分の成長記録としてブログを運用したいとのことでした。
それに対してイケダさんは、
- 自分を見つめなおすために、言及する記事を書くのは良い。0から書くのは難しいが、人の記事に注釈をつけるような記事を書くと自分の意見を出せるのでいいかと思う。
- 匿名ブログにするにしても、せめてペンネームを書くくらいはしたほうがいい。また、プロフィールはきちんとアップする必要がある。
- ネットビジネス向けのフォーマットなので、テンプレは変えた方が良い。stinger3が流行っているので、そちらに切り替えるのも手。
とのアドバイスをされていました。
シブヤタクト『日常ぴよぴよ』
シブヤさんは、コーヒーミーティング外から当初申請いただき、その後コーヒーミーティングに登録もしていただけました。エヴァンジェリストとしては、これからコーヒーミーティングも活用していただきたいところです。
SEOに関する仕事をされていて、今回提示されたブログ『日常ぴよぴよ』はテストブログであるとのこと。メディア(デイリーポータルのような?)をつくり、外注で誰かに記事を書いてもらって自分のマネタイズに結びつけるのが目的だそうで、そのことについてのご相談でした。
イケダさんは、
- 投資を受けてメディアを運営するのは、もはや普通になってきているので、企画書をつくって提案してみるのはどうか。
- 例えばサムライインキュベーションが行なっているようなインキュベーションや、孫泰三さんがやっているmovidaもそう。(シードアクセラレーター)
- これかブログメディアの買収が増えてくるのではないかと考えられるため、find job! start upのように、バイアウトを考えてブログメディアをつくるのは面白い。
- 例えばバスケットボールというスポーツには、サッカーでいうゲキサカのようなメディアがない。スポーツ系のメディアは質の低いものが多いので、チャンスではある。
- 話は逸れるが、ツイッターのアナリティクス機能は超便利!
とアドバイスされていました。
北村誠『パーソナル・コンサルティング』
北村さんとはコーヒーミーティングのコミュニティイベントで知り合いました。その後もたびたびお会いしています。あまりブログは更新されていないようですが、いま活動されている個人向けのコンサルティングに関わって、ブログメディアのようなものを考えていらっしゃるそうです。それにしても交渉を仕事にしているってカッコいいですね!ネゴシエイター!
興味津々のイケダさんからはこんなアドバイスが。
- FC2ブログを使っているが、もっと見た目の良いブログ(ライブドア、はてな)やロリポップ等でサーバを借りてワードプレスでつくった方がいい。あえてFC2を使う必要がない。
- バックグラウンドを小出しにするのがいい。ネゴシエーターを名乗って、タイトルにもそれに紐づけたものに変えるといいのでは。パーソナル・コンサルティングでは伝わらないかもしれない。「現役ネゴシエーターの交渉術」などがいいんじゃないか。
- パッケージングが重要。場合によっては編集者をいれて、インタビュー記事として書いてもらうのも面白いのでは。電子書籍として出すのもあり。(小川未来さん等の優秀な方に依頼する等)
池田仮名『情報学の情緒的な私試論β』
池田仮名さんは私が憧れるはてなブロガーのひとりです。何より魅力的なのは記事タイトルですね。私はキャッチコピーをつくるセンスが無いので、記事タイトルも平凡なものが多くなりがちです。仮名さんのようなセンスが私にも欲しい。。
さて、そんな仮名さんのお悩みは「はてな受けする記事」をつくるのに疲れたとのことでした。これには思わず笑いが起こりましたね。はてな界には「はてな村」とか言う変な民族意識のようなものがあるらしく、はてなブロガーは総じてはてな臭がするそうですよ。私もはてな界に属していますが、はてブが全くつかないところをみるとはてな臭はしないようです。よかった。
さて、そんなお悩みに対してイケダさんは、
- やはり、何とは言えないがかなりはてな臭がするので、まずそれを払拭するためにテイストを変えていった方がいいのではないでしょうか。まず、はてブ狙いを辞めることから。固定読者は切る方向で進めた方がいいかもしれない。
- 社会問題をもっと取り上げていくといいのではないか。ハフィントンポストやブロゴスなんかに転載されるとまた色が変わっていくだろうし。ブロガーで言うとかさこさんがうまくやっているので参考に。
- モチベーションを保つためには、PDCAを意識すると楽しくなってくるのでオススメ。実験を楽しむような感覚も大事。否が応でも楽しくなってくる。
- ブロガーのnarumiさんはbaseで記事広告を売っている。必ずしも上手い金額設定ではないが、こんなことをしているのはnarumiさんくらいだし面白い。広告は、基本的に基本制作費+ページビューで価格設定した方が良い。
とのアドバイスがありました。
ツベルクリン良平『自省log』
自省logは私が敬愛するブログのひとつです。笑いのセンスが抜群で、ちょうど私のツボにことごとくヒットするんですよ。電車では読めないブログですね。顔写真についてはNGとのことなので残念ながら掲載できませんでしたが、色んな意味で想像を裏切る人物でした。ああ、詳しく書けないのがもどかしい。。。
さて、ツベルクリン良平さんは会社員なのですが、どうやら6〜7月に独立を考えているそうですので、このブログから派生した定常的にできるライティングの仕事についてイケダさんに相談したいとのことでした。
良平さんの記事に爆笑するイケダさんのアドバイスは、
- まずブログに対しては、記事下の有効活用をしたほうがいい。ツイッターのフォローボタンは必須でしょう。
- 外部のメディアで、仕事として書く理由がよくわかりませんが、収益性が高いのは間違いなく自社媒体なので、そちらに注力した方がよいのでは。
- また、外部で仕事するには、わかりやすい切り口が必要。例えば脱社畜ブログの日野さんようにわかりやすいウリがあれば取り上げられやすい。
- 専門性がないことを売りにしたいとのことだが、外部のメディアだとなかなか難しい。極東ブログのfinalventさんは、ひたすらに書き続けてブランド化した好例だが、なかなかそうはいかないのが実情。
でした。専門性がないのは難しいんですね、私もそうなので勉強になりました。
暇な女子大生『暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ』
イケダさんが会えるのを楽しみにしていたブロガー・暇な女子大生さん。匿名の方なので詳しくは述べませんが、とんでもないキャラクターとだけ言っておきましょう。さすがはあのようなブログを運営しているだけあって、堂々たる佇まいでしたよ。
実は、事前にツイッターでやり取りしている段階で「ブログ運営に悩みはないです」ときっぱり言われていました。参加意図はイケダさんに会いたかったのと、いいネタになりそうだったからとのことでしたので、さすがとしか返せませんでした。。
一応今考えていることをお話しいただいたところ、大きくは「これからどうやって生きていくか?」で悩んでいるそう。ブログがヒットして様々なところから仕事を紹介してもらっているが、それだけではなくイベントの企画や元々目指していた小説家方面、イラスト関連の仕事も考えているので、何かイケダさんから聞かせてもらえればというテイストの相談でした。
ブログ記事に爆笑するイケダさんからは、とりあえず今後のブログ運営としてはおもしろ系のブログでも記事本数は多い方がいいので、1日2本かけるくらいになればもっと単純にアクセスは増えるとのアドバイス。似たテイストの小野ほりでぃさんは量より質のタイプだが、狙ってホームランを打てるバッターはそうそういないので、やはり量は必要になってくるんじゃないかとのことでしたね。
ちなみに、暇な女子大生さんが一方的にライバル視しているのは、なんとツベルクリン良平さん!確かに「笑い」というテーマでは強敵ですものね。
中村文豪『豊丸文豪』
リバ邸渋谷のメンバーである中村さん。実は中村さんは、ブロガーミーティング前日の23時くらいに参加申請をいただきました。ちょうどその前に1名キャンセルが出たためすんなりとスライドして参加していただけたのですが、面白いことに彼のおかげで第2回ブロガーミーティングはリバ邸渋谷で開催することになりました。偶然とは思えないこの流れにちょっと驚きましたね。ツイてました。
ブログでは個人表現とリバ邸の活動について書いていくそうなのですが、始めたばかりなのでどうやって進めていくのがいいかというご相談でした。
イケダさんの答えは実にシンプルで、イベントの書き起こしをするのがいいとのこと。確かにリバ邸や家入一真さん絡みのイベントは多いですし、記事に出来るコンテンツはいくらでもありそうです。
ただ、書き起こしを他所に依頼すると、なかなかいいコンツにならないことが多い。ハイコンテクストの内容を地方の主婦に理解できるか、という問題ですね。結局近しい人が書き起こすことになるわけですが、そうなってくるとお金もかかってくる。
イケダさんがやっていることが2つあり、ひとつはツイート中継を行なって後に書き起こし状にまとめるという手法。もうひとつはリアルタイム書き起こし。言うは易しだが、話すスピードについていきながらタイピングするのは尋常ではない。イケダさん自身も口述筆記は特殊能力なので向き不向きがあるとおっしゃるくらい。なので共有ドキュメントに編集者とふたりがかりで取り組んだりすることもあるそうです。
ブログとは直接関係のない話ですが、このときイケダさんがされた「風鈴」の話がおもしろかった。どんな話かというと、「風鈴を思い浮かべてください」と言われたときに何が思い浮かぶかで脳の認知を判断できるそう。例えばイケダさんの奥様は、極彩色でくっきりと、背景まで浮かび上がる程に映像として風鈴を思い浮かべることが出来るそうですが、イケダさんはぐっとシンプルな風鈴のみが浮かぶそうです。そのかわり、風鈴の音色や風の吹く音が聴こえてくるですって!イケダさんは聴覚優位の脳をお持ちなんですね。
なんでこんな話が出たかというと、リアルタイム書き起こしや口述筆記はイケダさんのような聴覚優位の脳を持っている方がスムーズにできる傾向があるという話の流れがあったからなんです。イケダさんの博学っぷりに感心しました。
※参考図書
Amazon.co.jp: 天才と発達障害 映像思考のガウディと相貌失認のルイス・キャロル (こころライブラリー): 岡 南: 本
渕上聖也『ヘンテナブログ』
最後は私、このブログについてですね。
本当はタイムテーブル上、私のブログについての時間は設けていなかったんですが、けっこう時間を巻いたため添削していただけることになりました。ありがたや。
- アドセンスの配置を再検討した方がいい。タイトル下よりも画面右上に貼ったほうがヒットは多い。
- 記事下にツイッターとフェイスブックへの動線は必要。
- 更新は1日2本〜4本をデフォルトに。
- タイトル付けが下手。ある種の攻撃性を持たせたりする方がアクセスは増える。
- Yahoo!トピックスの記事に言及した記事を朝のうちにアップするといい。ヤフトピには攻略法があり、そうやって言及していくことで資料勝ちが高いと判断されたり意見に独自性があれば関連記事として掲載されることもある。
以前にも指摘された箇所をまた指摘されているあたり、不甲斐なさを思い知らされます。今回指摘を頂いたところは早急に改善し、次回に備えます!
まとめ
第1回ブロガーミーティングはこのように進みました。
ひとくちにブロガーミーティングといっても様々なやりかたがあると思いますが、個人ブロガーのブログをプロブロガーの方に添削してもらえる機会は、そうはないんじゃないでしょうか。まぁお金を払って添削してもらうようなセミナーはありますが、それとはまた雰囲気が違うものになったと思っています。
というのも、もちろんブログを良くしたいという想いがあってのことですが、根本としては「知らない人や会いたい人に会える場」にしたかったというのが本音なのです。私は著名なはてなブロガーの方に会ってみたかったですし、多くの人はイケダハヤトさんや他のブロガーさんに会ってみたかったでしょう。
イベント終了後には参加可能な9名でランチに行き、交流を図ったりもしました。せっかく集まったメンバーなのですから、今後に続く繋がりが生まれればと思ってのことです。
その場で終わる関わりって、なんだか寂しいなとつくづく思います。
もちろん人間ですから合う合わないはありますし、必ずしも仲良く出来る人ばかりではないことはわかっています。でもその中でひとりとでも繋がりが生まれたなら、イベントを企画した甲斐があったなと思えそうです。
第1回ブロガーミーティングが成功だったかどうか、実はまだよくわかっていないのですが、イケダハヤトさんより第2回ブロガーミーティングの日時を速攻で設定していただけたところをみると、イケダさんには少なくとも楽しんで貰えたようでホッとしました。
第2回ブロガーミーティング!featuring イケダハヤト 『実践・ブログメディアをつくろう!』開催!
・・・というわけで、さっそく第2回ブロガーミーティングの開催が決まりました!
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開催日:2014年4月27日(日)
時 間:10:00〜13:00
場 所:リバ邸渋谷
テーマ:実践・ブログメディアをつくろう!
定 員:12名
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まだ詳細は決まっていませんが、イケダハヤトさんにはもちろん第2回もご参加していただけます。さっそく応募したい!という方や詳細希望の方は、当ブログのコメント欄やメール、ツイッター何でも結構ですのでメッセージをください。
お待ちしております!!
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