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もう王子様を待っているだけのプリンセスはいらない!『アナと雪の女王』はディズニーが贈る新しいプリンセス映画

映画・ドラマ ミュージック

なんという美しさなのでしょう!

 

次々と記録を塗り替えている映画『アナと雪の女王』を観てきました。

アナと雪の女王 | ディズニー映画

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ディズニーが贈る「プリンセス」映画の新しいカタチ

私は正直、ディズニーにあまり興味がありません。歴代のディズニーアニメ、特にプリンセスものは特に興味がなく、初代プリンセス映画「白雪姫」「シンデレラ」「眠れる森の美女」、新解釈プリンセス映画「リトル・マーメイド」「美女と野獣」(ここに塔の上のラプンツェルが入るか?)あたりは一通り観てはいるものの、プリンスを待ち続けるプリンセスの姿に興醒めしてしまうんですよね。

 

今回、そんなディズニーが贈る新たなプリンセス映画となる「アナと雪の女王」をなぜ観にいったのかというと、いろんなところで耳にする劇中歌『Let It GO』があまりに美しく、ぜひ映画館で聞いてみたいなと思ったからでした。

 

なので本編そのものには期待していなかったのですが、古典的なテイストを踏襲しつつも今の時代感を取り入れたストーリーに、完全に心を持っていかれてしまいました。見終わった瞬間から「もう一度観たい!!」と思わせる映画に出会うことはそうありません。紛れもない傑作でしょう!!

 

では、『アナと雪の女王』は他のディズニープリンセス映画と何が違うのか?

理由は、大きく分けて以下のふたつであると私は思いました。

①ヒロインがダブルキャストであること

②女性の自立がテーマになっていること 

 

ダブルキャストのプリンセス 

前述の通り、私はそれほどディズニープリンセス映画には詳しくありませんが、ふたりのプリンセスが同じくらいの重要性をもって登場する作品は他にはなかったかと思います。

 

ディズニー映画といえば、結末は絶対にハッピーエンドでなければならない。更に言うならば、そのハッピーとは王子(的ポジション)と真実の愛を誓い合って、キスを交わすことまでが求められるはず。となると、このふたりのプリンセスが共にハッピーエンドで終わらなければならないことから、どう結末付けるのかが重要になってきます。片方が幸せで片方が不幸ではいけないのがディズニーなのですから。

 

少々ネタバレになってしまいますが、ふたりが幸せになるための誓う「真実の愛」はどのようにして手に入れるのか。中盤で予想外にも悪役へと変化するハンス王子と、実直で優しい今までの王子ポジションを手に入れそうなクリストフ、ふたりの王子候補がそれぞれの王女にくっつくのかと思いきや、今作で描かれる真実の愛はアナとエルサ、ふたりの「姉妹愛」だったのです!これは、今までのディズニープリンセス映画の流れをひっくり返す大事件なのではないでしょうか。

 

結末的にも、アナとクリストフは一緒になって生涯楽しく暮らしました、めでたしめでたしで終わらないのが意外でしたね。下賎な家の出であろうが、王子様ポジションの人物はプリンセスと末永く暮らしそうな終わり方が定番であるというのに、最後まで描かれるのは「姉妹愛」という美しいものでした。一応オマケ程度にキスシーンはありますが、別になかったとしても大して問題ではないレベルのキスでした。それがまたおもしろいんですが。

 

もはやプリンセスは、王子を必要としていない

そしてもうひとつが「女性の自立」がテーマになっているということについて。

これはメインテーマソングの「Let It Go」自体の歌詞がそれを表していますね。日本語歌詞の一部を引用させていただきましょう。

ありのままの 姿見せるのよ

ありのままの 自分になるの

何も恐くない

風よ吹け

 

少しも寒くないわ

悩んでたことが嘘みたいね

だってもう自由よ

何でも出来る

 

どこまでやれるか

自分を試したいの

そうよ変わるのよ 私 

 

明らかに、自立できた喜びや覚悟のようなものが歌詞から溢れ出ています。もう、王子様を待っているだけのプリンセスなんかじゃイヤ!とでも言うかのように。これは今までのプリンセス映画と明らかに違う流れでしょう。

 

ディズニーは古き良き文化や伝統をいつまでたっても守り続けて、新しい考え方や価値観を取り入れないと思い込んでいましたが、この「アナと雪の女王」を観て180度考え方を変えました。ディズニーは変わろうとしている。もう待っているだけのプリンセスを描いていても、受け入れてもらえなくなる。そんなことに気付いたのでしょうか。

 

プリンセスが王子を必要としていないのは、作品中にも描かれている。王子(的ポジション)がプリンセスをかばうシーンはあるものの、基本的にプリンセスは超行動的で、王子がそれにせっせとついていくようなシチュエーションが多く、いわゆる古典的な男らしさのようなものはほとんど描かれていませんでした。男の肩身が狭くなるような映画と言われれば確かにそうですが、清々しいまでにプリンセスが活躍するのでそのうち気にならなくなりますよ。

 

女性の自立は、女性自身はもちろん国自身が必死になってサポートしていこうとしている、世界的な動きのひとつ。もはやこの流れに抗うことはできないし、当たり前のこととして考えられてきている。ディスニーにしてもそう。この世界的な流れを意識しつつ、今までのプリンセス映画の良さや普遍性は残しながらも昇華させた手腕には、賛辞を惜しみません。

 

こんなに素晴らしい映画を届けてくれて、本当にありがとう!

近々、字幕版も観ます!

 

感動の名曲『Let It Go』に酔いしれよ!

最後に、エルサが歌う感動の名曲『Let It Go』について紹介しておきます。

私が今回観たのは吹き替2D上映だったのですが、映画を見終わるまでエルサの声を松たか子さんが吹き替えていたことに気がつきませんでした。その圧倒的な歌声に酔いしれていたというのに気付かないなんて・・・。

 

以下にいろんなバージョンの『Let It Go』を置いておきます。

個人的には松たか子さんの吹き替え版が好きなのですが、どれもそれぞれの良さがあります。できれば全て聞いていただきたいですね。

 

 

 

 

 

 

レット・イット・ゴー~ありのままで~(日本語歌)

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レット・イット・ゴー

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生まれてはじめて(日本語歌)

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雪だるまつくろう(日本語歌)

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アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック -デラックス・エディション- (2枚組ALBUM)

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アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック

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Frozen (Deluxe)

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ディズニー アナと雪の女王 ビジュアルガイド

ディズニー アナと雪の女王 ビジュアルガイド

 

 

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