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AKB握手会事件に見る、情報ウラ取りの必要性。

ソーシャルメディア時代の情報ウラ取りに関して。

AKB握手会事件、RT拡散する前に画像検索を!(神田 敏晶) - 個人 - Yahoo!ニュース

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AKB握手会事件に見る、情報ウラ取りの必要性

先日のAKB48握手会現場で起きた傷害事件。犯人はすぐに捕まったため一安心というところですが、刃物で切りつけられたメンバーやスタッフ以外にも、気分を悪くして病院に搬送されたメンバーもいたとのことです。「握手会」というシステムは何もAKB48が始めたわけではないので、こういった事件があったからといって無くなるとは思いませんが、警備体制にメスが入るのは間違いないでしょう。

 

さてこの事件ですが、私が知ったのはTwitterのタイムラインでした。衝撃的な内容だったので一瞬で情報が拡散され、何が真実なのかよくわからない状況に次第になっていきました。その後は大手メディアにも情報が載るようになりましたが、Twitterの拡散力の高さに久しぶりに驚きましたね。

 

タイムリーに情報が入ってくるようになると、「で、今はどうなってるんだ?」「続報はまだか?」「どうなってるのか気になる。」とリプライが飛び交い、それに対して捕まった犯人の顔写真や名前がわかったとしてツイートされはじめます。

 

問題は、この情報を鵜呑みにしていいかどうか。誰が一次発信者なのかハッキリしない中、流れてきたツイートを調べることなくリツイートしてしまった人も多いんじゃないでしょうか。私が普段Twitterでリツイートするときは、その情報が正しいかではなく面白そうかどうかでサラッとしてしまうことがあります。今回のような事件だとソースがハッキリわからない限り気軽にリツイートしたりはしませんが、その無意識のツイートが混乱を招くこともあることがよくわかりました。

 

元記事より引用させていただきます↓

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速報・AKB握手会で起きた大事件】 川栄李奈が男に切られ頭部から出血し救急車で搬送。 刃物で暴れる男にスタッフも刺され、握手会中止 犯人こいつらしい。かわいそーや。(* _ω_)...

出典:twitterより

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思わず、犯人の顔だと想い、ReTweetしそうになるが、画像をダウンロードし、Google画像検索で、この画像を検索してみると、北海道での母親殺害の犯人の画像だということがわかる。

 

AKB握手会刃物男、青森県十和田市 梅田悟容疑者24歳
という現場写真つきのツイートも検索してみると…
中国の広州駅での流血事件の写真ということがわかった。

 

犯人の氏名もですが、人は「犯人の顔写真が添付されている」となると思わず見てしまうものでしょう。そしてその画像をまたリツイートする・・・。あっという間に犯人がつくられてしまいます。

 

これって非常に恐ろしいことですね。情報をねつ造できるということもですが、大手メディアなどソースが明らかではない情報に対して、自分でソース確認をしてからでないと信じることができないということですから。元記事では「ウラ取り」と書かれていますが、まさにそのとおり。自分が誤報発信者として叩かれないためにも、情報を流す意味・責任について理解しておかなければなりませんね。

 

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