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ドラマ「新解釈・日本史」の面白さと、To Doリストが最も効果的とのたまう聖徳太子の話

4月27日からこんなドラマが始まりました。

ドラマ「新解釈・日本史」

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歴史上の偉人は、本当に偉人なのか?

私たちが知っている日本の歴史は、ほとんどが教科書で学んだ歴史。科学が進歩するに従って、私たちが習った歴史は年々解釈が変わっていったりしています。例えば私が小学生のときに習った歴史の教科書では、源頼朝の肖像画として教えられたこの絵↓

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今では、本当は足利直義の肖像画ではないかとされ、教科書からは消えているんですよね。今さら違いましたと言われても『源頼朝』として暗記させられた経験から、もう脳裏にこびりついてしまっています。

 

同様に聖徳太子は、今では実在が疑われてすらいます。歴史は「変わらぬ真実」ではなく、「変わりゆく真実」であることがよくわかりますね。

 

今回始まったこの番組は『私たちが教え込まされた歴史は本当に正しいのか?現代の研究ではこう解釈できる!』といった、新しい解釈の歴史を学ぶドラマです。地味なテイストですが、下記の紹介動画がやけに凝っていて面白いですよ。ぜひご覧になってみてください。↓

 

 

【緊急対談】聖徳太子に聞く「マルチタスクがダメな理由」

【緊急対談】聖徳太子に聞く「マルチタスクがダメな理由」 | CuRAZY

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キュレーションメディア・CuRAZYでこの番組に関する記事が紹介されているのですが、そこに【緊急対談】聖徳太子に聞く「マルチタスクがダメな理由」と称する爆笑記事が掲載されていました。テレビ番組と関係があるのかわかりませんが、内容は「聖徳太子(厩戸皇子)」と彼の部下かつ最後の遣隋使および最初の遣唐使である「犬上御田鍬」とのマルチタスクをテーマにした対談です。

 

もうこの時点で笑えるのですが、もちろんここでのマルチタスクとは「聖徳太子は10人の話を一度に聞いて一つ一つについて的確に理解し、返答した」ことです。有名な話ですよね、これは。

 

しかし現在では、「しかし実際には、10人が太子に順番に相談し、そして10人全ての話を聞いた後それぞれに的確な助言を残した。つまり、実は記憶力が優れていたという説が有力なんだそうです(出典:wikipedia)。何それ、全く意味が変わってくるじゃないか。

 

その後聖徳太子は、あろうことかマルチタスクはオススメしないと説き、何ならシングルタスクの意識が大事とのたまい、挙げ句の果てにはTo Doリストが最も効果的とか言い出します。私たちが習った「聖徳太子」とは一体なんだったのか?何とも腑に落ちない気持ちにさせられる対談でした。実に面白いのでぜひ読んでみてください。

 

ちなみに次回放送のドラマは『宮本武蔵』です。放送は6月1日(日)24時50分からですね。あの剣豪・宮本武蔵がどれだけ丸裸にされるのか、今から楽しみです。

 

読むだけですっきりわかる日本史 (宝島社文庫)

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そうだったのか!日本現代史 (集英社文庫)

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