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マキシマムザホルモン『予襲復讐』は、CDが売れない時代のマーケティング試金石となるか。

待ちに待った、実に6年ぶりとなるマキシマムザホルモンの新譜予襲復讐』が発売されました。いやぁ、待った待った。

発売初週で15万枚を売り上げ、形骸化したとはいえオリコンの週間アルバムランキングで1位を獲得したことは、AKB48とジャニーズしかCDの売れない時代にとんでもない結果を残したと言えるのではないでしょうか?

今回のアルバムは、いわゆるCD新譜を発売する際に行なうプロモーション活動を全くしていないことが話題になっています。例えば、
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①地上波のテレビ出演を全くしない。
②握手券や応募券、初回限定版などの特典が違う複数パッケージでの販売をしない。
③レンタルやオンライン配信をしない。

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と、このご時世に常軌を逸した売り出し方。それなのにオリコン1位を獲るということは、業界に驚異を味あわせたことでしょう。

もっとも面白いと思ったのが、156ページに渡るマンガが同梱されていること。ただのマンガではなくライナーノーツも兼ねている。もともとマキシマムザホルモンのCDには、作詞を行なっているボーカルのマキシマムザ亮君の詩的世界が解説された詳細なライナーノーツが含まれているのだが、CDをレンタルで済ますやつは絶対読んでねぇとばかりにマンガでの表現にチャレンジしたよう。といっても、買った人でも読んでないやつは多いと亮君は言っているが・・・。その写真がこちら⬇

・ちなみに、マンガはめちゃ面白いです!

他にも、店舗でCDを買う楽しみを与えたいということで、ジャケットの裏側を差し出して購入すると、特製ステッカーがもらえるという試み付き。裏側を差し出してっていうのがポイントですね。それもそのはず、裏ジャケは非常にインパクトの強いものなんです。覚悟して見てくださいよ⬇


ね、すごいでしょうw。愛がないとこれは買えない仕様です。
そして貰ったステッカーもまた強烈。⬇


漫画太郎の愛情を感じるステッカーですね。どこに貼るか悩んでいます・・・。

今回は肝心の音楽内容には一切触れず、マキシマムザホルモンが実践する新しい音楽CDのプロモーションにとどめます。というのも、あまりに収録曲が濃すぎて、まだ感想を述べられるような気分ではありません。とんでもないアルバムなことだけは確かですので、この時代に敢えて音楽をCDで持つことの必要性を問いかけることに興味を惹かれたならば、そしてラウドパンクが好きならば、ぜひ聴いてみてください。

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