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http://hentenna.hatenablog.com/entry/2014/03/09/121004

豊崎由美×山内マリコ トークイベント「読んでいいとも!ガイブンの輪 第28回」に参加してきました。

このブログを読んでくださっている方は、ガイブンを読みますか?(ガイブンとは翻訳小説のこと)

 

私は翻訳物は苦手で、あまり読みません。洋画も一緒で、どうにも本来書いている人と違う人の手が加わったコトバに食指が伸びないというか、おもしろと思えない傾向があるんです。もちろんおもしろい洋画は山ほどありますし、そもそも翻訳や字幕がないと、英語のわからない私には全く読めないわけですから、ありがたく思うのが筋だとはわかっているんですが・・・。

 

そんな私に翻訳モノの楽しみ方を教えてくれたのは、エッセイストであり翻訳家でもある岸本佐知子さんでした。具体的には、岸本さんが訳したジュディ・バドニッツの”空中スキップ”という小説がめちゃくちゃ面白かったんです。これを機に、翻訳小説はそのものの面白さで選ぶよりも、自分にあった翻訳家を選ぶことが重要なのだとわかりました。もともとガイブンで書かれた本を再構築するわけですから、ひょっとすると原文で読むのとは印象が違うのかもしれません。しかしそれは「翻訳小説」というジャンルの本を読んでいるのであって、「海外小説」を読んでいるのではない、と考えることですべて解決しました。原文に別の人の手が加わることに、疑問も持ちにくくなってきました。よいことです。

空中スキップ

空中スキップ

 

さて、そんな最中に渋谷にあるMARUZEN&ジュンク堂書店でガイブンのイベントが行われていることを知りました。しかも主催は我らがトヨザキ社長(書評家・豊崎由美)!これは行ってみなければということで参加してきました。

 

イベント名は「読んでいいとも!ガイブンの輪」(通称「よんとも」)。要するに笑っていいとも!のもじりなんですが、書評家・豊崎由美さんがいいともの「テレフォンショッキング」形式でゲストを招いて、いろいろな本屋さんを転々として、海外文学について語るトークショーイベントだそうです。公式ページから引用させていただくと、今までの流れは、⇓

野崎歓さん→川上弘美さん→岸本佐知子さん→榎本俊二さん→本谷有希子さん→特別編・柴田元幸さん+若島正さん〕→宮沢章夫さん→前田司郎さん→〔特別編・大森望さん+岸本佐知子さん〕→石川直樹さん→鴻巣友季子さん→〔特別編・群像社×水声社×未知谷〕→片岡義男さん→小池昌代さん→青柳いづみこさん→古屋美登里さん→影山徹さん→〔特別編・いしいしんじさん〕→坂川栄治さん→藤田新策さん→滝本誠さん→風間賢二さん→高山宏さん→〔特別編・作品社×水声社×国書刊行会×白水社×早川書房×河出書房新社〕→安藤礼二さん→佐々木中さん→海猫沢めろんさん

 

国書刊行館

http://www.kokusho.co.jp/news/2013/08/201308071714.html

だそうで、第28回だけあってそうそうたるメンツが出揃っていますね。で、今回は海猫沢めろんさんからのご紹介で、山内マリコさんが対談相手となっています。

 

・・・なんてさらっと書いていますが、そもそも今回のお目当ては山内マリコさんなんですよ。現在唯一出版されている本”ここは退屈迎えに来て”が垂涎の傑作で、地方都市を舞台とした小説の代表作と言っても過言ではないでしょう。今回のテーマがそれにかけてか「田舎小説」ということなので、おもしろい話が聞けそうだと思ったわけですね。あと、山内さんが異様に美人なところも重要です。私より年上なんですが、そうは見えない・・・。一時期は綿矢りさにゾッコンでしたが、今は完璧にマリコさん派(?)になってしまいましたよ。それくらい目を引く美人さんです。フェミをこじらせていらっしゃいますが(笑)。ちなみに山内さんは、自分のツイッターアカウントやブログ名にマリコフという名前を使っていらっしゃいます(ウラジミール・ナボコフから引用?)ので、このブログではマリコフと呼ばせてもらいます。勝手に。

 

ここは退屈迎えに来て

ここは退屈迎えに来て

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山内マリコさん

 

産経新聞より

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/breview/597047/slideshow/514974/

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ね、美人でしょう?

 

さて、イベントがはじまってすぐにトヨザキ社長のマシンガントークがはじまり、聞き漏らすまいとの心持ちで望んだにも関わらず聞き逃しが多数。あと、外国人の名前が覚えられないので余計につらい。

 

今回は田舎小説がテーマということで、”サバービア文学”を中心に本を紹介されました。サバービアとは、”郊外住宅地"という意味ですね。似たようなものに"団地""ニュータウン"があるが、それぞれ似て否なるものなんだそうです。

 

基本的にトーク内容はそれぞれが紹介する本や映画についてだったので、お二人が挙げられた作品を紹介していくかたちで記事にしていきます。

 

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トヨザキ社長

 

アンソニー・ドーア「シェル・コレクター」

・トヨザキ社長が「ここは退屈~」を読んでまっさきに思い出したのがこの本だそう。テイストが似ているようなので、とても読んでみたくなった。

『長いあいだ、これはグリセルダの物語だった。』が至言。

シェル・コレクター (新潮クレスト・ブックス)

シェル・コレクター (新潮クレスト・ブックス)

 

 

◆パパは何でも知っている

(原題:Father Knows Best)は1949年4月25日から1954年3月25日までアメリカのNBCラジオで、同年10月3日から1960年9月17日までNBC(テレビ)とCBSで全203話が放送され、人気を博したロバート・ヤング主演のテレビドラマ。シチュエーション・コメディ

by wikipedia

・典型的な(当時の)郊外型中流家庭を描いたシチュエーションドラマ。アメリカのサバービアを目で知るには好都合な作品。

 

 

デイヴィッド・リンチブルーベルベット

1950年代を髣髴とさせる、のどかな田舎町に潜む、欲望と暴力が渦巻く暗部を、伝統的なミステリーの手法に則って、暴き出しつつ、美しい芝生と、その下で蠢く昆虫、という導入部に象徴される、善と悪の葛藤が描かれる。不法侵入や覗き見、性的虐待といった倒錯的行為が、物語の重要な役割を果たしており、特に、性的虐待の描写については、公開と同時に、論争を巻き起こしたが、結果的には、興行的成功を収めることとなった。

by wikipedia

・こちらも1950年代アメリカの、サバービア的シチュエーションが肌で感じられる映画作品。

ブルーベルベット(オリジナル無修正版) [Blu-ray]

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大場正明 『サバービアの憂鬱』

大場 正明(おおば・まさあき 1957年 -)は、日本の映画評論家。横浜市出身[1]。『Switch』、『エスクワイア』などを主な執筆の場とする。アメリカ文化に詳しく、サバービア(郊外)についての考察を絡めた映画評が出色である。映画以外にも、ブルース関連書の共訳、フィリップ・ディックについての研究書の共訳、フリークスについてのレスリー・フィードラーの著書の伊藤俊治らとの共訳もある[2]。

by wikipedia

・サバービアの権威。残念ながらこの本は絶版になっているが、本人のホームページで中身は公開されている。マリコフは全て印刷して保管しているそうですよ。⇓

+++ 大場正明『サバービアの憂鬱』 イントロダクション+++

 

 

ジャック・ケッチャム 『隣の家の少女』

ジャック・ケッチャムによる1989年発売の小説。インディアナポリスで実際に起こった殺人事件をベースとしている。

by wikipedia

・これも舞台がサバービア的。怖すぎて読めていないです・・・。

隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)

隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)

 

 

◆ディミトリ フェルフルスト 『残念な日々』

生まれたての息子を自転車の前の郵便袋に入れ、馴染みの飲み屋をめぐって友だちに見せびらかして歩いた父。ツール・ド・フランスさながらの酒飲みレースに夜な夜な血道を上げる呑んだくれの叔父たち。甲斐性なしの息子どもを嘆きつつ、ひとり奮闘する祖母。ベルギー、フランダースの小さな村での、貧しく、下品で、愛情にみちた少年時代。最初から最後まで心をわしづかみにして離さない、びっくりするほどチャーミングでリリカルな、フランダース文学の俊英による自伝的物語。金の栞賞、金のフクロウ文学賞読者賞、高校生によるインクトアープ賞受賞作。

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・同じくサバービア的舞台小説ですね。

残念な日々 (新潮クレスト・ブックス)

残念な日々 (新潮クレスト・ブックス)

 

 

金井美恵子 『文章教室』

 恋をしたから「文章」を書くのか?「文章」を学んだから、「恋愛」に悩むのか?普通の主婦や女子学生、現役作家、様々な人物の切なくリアルな世紀末の恋愛模様を、鋭利な風刺と見事な諧謔で描く、傑作長編小説。

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 ・サバービアとは少し離れて、”男性作家は風俗を描けない”という話から紹介された本です。いま、ガーリーな男性作家が求められているらしい。この文章教室で勉強しろということですね。

文章教室 (河出文庫―文芸コレクション)

文章教室 (河出文庫―文芸コレクション)

 

 

◆チャールズ・バーンズ 『ブラック・ホール』

1970年代中頃、アメリカ・シアトル郊外で未知の感染症が蔓延していた。ある者は脱皮するように身体全体の皮膚が剥がれ、ある者はトカゲのような尻尾が生え、またある者は喉元にできた口のようなものがうめき声を発する……。感染経路は性的接触とされているが、その病気にかかるのはなぜか10代の若者のみ。拭っても拭いきれない不安、孤独、恐怖の中で、混沌としたブラック・ホールに落ちていく若者たち。はたしてその果てに見える景色とは? 米オルタナティブコミック界の帝王チャールズ・バーンズ初邦訳!

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・1970年代アメリカの風俗が描かれている、青春暗黒マンガ。版画のようなタッチで、実にグロい。これは読んでみたい。

ブラック・ホール (ShoPro Books)

ブラック・ホール (ShoPro Books)

 

 

◆コーマック・マッカーシー 『 チャイルド・オブ・ゴッド』

レスター・バラード。暴力的な性向を持った彼は、家族を失い、家を失い、テネシーの山中で暮らしはじめる。次第に社会とのつながりさえ失われていくなか、彼は凄惨な犯罪に手を染める。ピュリッツァー賞を受賞したアメリカの巨匠が、極限的な孤独と闇を、詩情あふれる端整な筆致で描き上げた傑作。

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・もうサバービアなんて飛び越えて、一挙に原始人レベルまで戻ってしまうほどの壮絶な作品。キリスト原理主義の成れの果てが垣間見えるそうですよ。

チャイルド・オブ・ゴッド

チャイルド・オブ・ゴッド

 

 

◆ハリー・マシューズ  『シガレット』 

ニューヨーク近郊に暮らす上流階級13人の複雑な関係が、時代を往来しながら明かされる。絵画、詐欺、変死をめぐる謎…その背後でいったい何が起きていたのか?実験的文学者集団「ウリポ」の鬼才による、精緻なパズルのごとき構成と仕掛け!

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実験的文学者集団「ウリポ」というグループをこれで知りました。実験小説って、なんだかおもしろそうですね!とりあえず買ってみようと思います。

シガレット (エクス・リブリス)

シガレット (エクス・リブリス)

 

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マリコフ

 

トム・ロビンズ 『カウガール・ブルース』

 (原題: Even Cowgirls Get the Blues)は、1993年に制作されたアメリカ映画である。ガス・ヴァン・サント脚本、監督。1976年に発表されたトム・ロビンズの同名小説が原作。大きな親指を持つ主人公が社会に捉われず、自由な精神と愛を見出していくロード・ムービー。

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 ・マリコフが大きく影響を受けた作品。すでに在庫切れだが安値で出回っているので、手に入れるなら今のうち。私も買いました。

カウガール・ブルース

カウガール・ブルース

 

 

◆デイヴィッド・ベズモーズギス 『ナターシャ』

モスクワからやってきた従妹との甘く苦い恋の顛末を描く表題作ほか、「世界で二番目に強い男」「思い出を偲ぶ場でケダモノのように」などカナダへ移住したロシア系家族の人生のひとこまを描く全七篇。淡々とした文章。ぬくもりとユーモア。「ニューヨーカー」の編集者も舌をまく傑出した語り口。チェーホフの再来と大好評を博した連作短篇集。

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・これもマリコフへの影響大。品切れしてますねぇ・・・ガイブンは品切れが早いのでしょうか。

ナターシャ (新潮クレスト・ブックス)

ナターシャ (新潮クレスト・ブックス)

 

 

◆ミカエル・ニエミ 『世界の果てのビートルズ

凍てつく川。薄明りの森。北の果ての村に響く下手くそなロック。笑えるほど最果ての村でぼくは育った。きこりの父たち、殴りあう兄たち、姉さんのプレーヤー、そして手作りのぼくのギター!世界20カ国以上で翻訳されたスウェーデンのベストセラー長編。

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・サバービアどころか北極圏(笑)。底抜けに楽しそうでいいなあ。

世界の果てのビートルズ    新潮クレスト・ブックス

世界の果てのビートルズ 新潮クレスト・ブックス

 

 

ジム・ジャームッシュ 『ストレンジャー・ザン・パラダイス

現在も第1線で活躍する個性派監督、ジム・ジャームッシュ。その人気を決定づけた、84年の出世作である。 

   ストリートミュージシャンである従兄弟のウィリーを頼り、単身ハンガリーからニューヨークへやって来た少女、エヴァ。ウィリーの悪友エディとともに、見知らぬ都会で3人の若者たちの奇妙な共同生活が始まった…。 

 

   スタイリッシュかつ独特のユーモア感覚にあふれた映像と音楽は、各方面に新鮮な衝撃を与えた。80年代後半にはインディーズブームをまき起こすなど、若い世代の圧倒的な支持を獲得した。85年のカンヌ映画祭で、カメラ・ドール(新人賞)を受賞。ジャームッシュ監督の親友であり、彼の作品にたびたび登場するニューヨークの前衛ミュージシャン、ジョン・ルーリーが主演と音楽を担当している。(山内拓哉)

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・マリコフの著書「ここは退屈迎えに来て」というすばらしいタイトルは、この映画のセリフから取ったとのことでした。しかし、観なおしてみたらそんなセリフはなかったらしい。映画のあるあるネタですねー。

ストレンジャー・ザン・パラダイス [Blu-ray]

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◆アリス・ホフマン 『ローカル・ガールズ』

キスがうまいかどうか、どうしたらわかる?両親の離婚や妊娠・高校中退、ドラッグでの兄の破滅に母親の癌など、二人の少女の挫折と成長を描く連作短篇集。

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・もともと「ここは退屈迎えに来て」は「ローカル・ガールズ」というタイトルにしようと思っていたが、すでに使われていたので「ここは退屈迎えに来て」にしたという流れがあったらしい。トヨザキ社長も言っていましたが、どう考えても「ここは退屈迎えに来て」の方がいいですよ。

ローカル・ガールズ

ローカル・ガールズ

 

 

タオ・リン 『イー・イー・イー』

大学を出たものの、いまは地元のピザ屋で働く、高学歴フリーターのアンドリュー。好きだった女の子はもういない。未来はない。やることなんか何もない。堂々巡りのネガティブ思考でやさぐれている目の前に、虚無感に苛まれた熊と、凶暴なイルカが現れて…。えっと、だから、どうすれば楽しくなれるかなんて、もうわかんないんだよ。どうしたらいい?真新しい退屈と孤独と憂鬱を描く、これがゼロ年代の青春小説。

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・印象的なこのタイトルは、作中に出てくるイルカの鳴き声。時代にはじかれくすぶっている人たちにズバッとはまる作品とマリコフが言っていたので、その場で買ってしまいました。表紙がまたかわいい。著者のタオ・リンはその言動が物議を醸す人物みたいですね。

イー・イー・イー

イー・イー・イー

 

 

◆スーザン・アレン トウス 『ブルーミング』

50年代アイオワ。居眠りしているようなスモールタウン。親密な空気にすっぽり包まれたこの町が、少女のわたしをゆっくり大人へと育んでくれた。パジャマ・パーティでの内緒話、ダンス会のあとの虚脱感、親友選びの残酷さ、もどかしい恋のプロセス…。やがて卒業のときが訪れると、仲間たちは一人また一人と町を去り、いつしかちりぢりになっていった。―思春期の感情と風俗を丹念に掘り起こし、読者の追憶を誘わずにはおかないヴィヴィッドな回想録。

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・これはノンフィクションですね。あまり内容については覚えておりません・・・あしからず。

ブルーミング (新潮クレスト・ブックス)

ブルーミング (新潮クレスト・ブックス)

 

 

ギリアン フリン 『ゴーン・ガール』

ニックは三十四歳、ニューヨークで雑誌のライターをしていたが、電子書籍の隆盛で仕事を失い、二年前、妻エイミーとともに故郷ミズーリに帰ってきた。しかし都会育ちの妻にとってその田舎暮らしは退屈きわまるものだった。結婚五周年の記念日、エイミーが、突然、謎の失踪を遂げる。家には争った形跡があり、確かなアリバイのない夫ニックに嫌疑がかけられる。夫が語る結婚生活と交互に挿入される妻の日記。異なるふたつの物語が重なるとき衝撃の真実が浮かび上がる。大胆な仕掛けと予想外の展開、「NYタイムズ」で第一位に輝いた話題のミステリ登場。

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・これはごく最近出た本ですが、そう遠くない未来にやってくるであろう現実を突きつけてくる傑作だそう。上下巻のうち、上巻がめちゃおもしろいとマリコフが絶賛していたので、「イー・イー・イー」を読み終わったら買ってみようと思います。

ゴーン・ガール 上 (小学館文庫)

ゴーン・ガール 上 (小学館文庫)

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こうやって並べてみると、けっこうな作品数ですね!ガイブンの面白さをわかっている人が紹介してくれるだけあって、どれもこれもおもしろそう。とりあえず一番興味をひかれた「イー・イー・イー」を買いましたので、まずは読んでみます。「ゴーン・ガール」なんかも興味深い。

 

ほんとに楽しいイベントでした~。次回は10月に開催予定で、マリコフが紹介したのは山崎まどかさん。私が買った「イー・イー・イー」を翻訳された方ですね。ぜひ次回も参加して、「イー・イー・イー」についてのお話も聞ければいいな、なんて思っています。

 

トヨザキ社長、山内さん、楽しいイベントをありがとうございました!

 

 

ex, イベント終了後、「ここは退屈迎えに来て」にサインを頂きました!

 

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《プロフィール》

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豊崎由美(とよざき・ゆみ)

ライター、書評家。「GINZA」「本の雑誌」「TVBros.」「文藝」などで書評を

多数掲載。主な著書に『そんなに読んで、どうするの?』(アスペクト)、

『正直書評。』(学習研究社)、『勝てる読書』(河出書房新社)、『ニッポンの書評』

(光文社新書)などがある。最新刊は『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』(本の雑誌社)。

公式HP『書評王の島』

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山内マリコ(やまうち・まりこ)

小説家、エッセイスト。1980年、富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業後、

京都でのライター生活を経て上京。2008年「十六歳はセックスの齢」で「女による

女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞。2012年、同作を含めた初の作品集

『ここは退屈迎えに来て』(幻冬舎)を刊行し話題を呼んでいる。

雑誌・ネットなど連載多数。

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