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天狼院LIVE「奇跡のオウンドメディア」イケダハヤトに学ぶブログアクセスアップ術②

昨日に引き続いて、天狼院LIVE「奇跡のオウンドメディア」で教わったイケダハヤト流ブログアクセスアップ術を、ほんの少しばかり紹介してみます。

 【4/2Wed】天狼院LIVE「奇跡のオウンドメディア」無名で何の実績も無い個人が、一ヶ月でブログに「10万アクセス」集めるたった1つの方法 | Facebook

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自分自身を「コンテンツ」と捉える

先日の記事の通り、基本的にはオフレコのイベントだったのですが、最近出された著書『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか』などでも言及されている内容もありましたので、そこに限って大まかに紹介したい思います。

 

まず、イケダハヤトさんが意識的に行なっていることとして「自分自身はコンテンツであると考える」が挙げられます。つまり、顔を出し名前も出して活動をされていますが、イケダさんはある種マニピュレーターとして、「イケダハヤト」という人格を後ろから操っている感覚なのだそうです。ちょっとわかりにくいですが、自分を客観的にみるということでしょうか。イケダさんが例え炎上して罵詈雑言の嵐を食らっても大丈夫になったのは、自分を客観化できるようになったからなのかもしれません。

 

ゆえに、イケダハヤトのオピニオン(意見)というのは「素材」に過ぎないということ。この感覚を持っている人って、あまりいないような気がしますね。一般的なブロガーだと自分のオピニオンを主観的に書くことが多いでしょうし。実際、このブログでの私もそうですね。

 

「素材」に過ぎないからこそ、その素材は良質なものでなければならない。良質でなければ、多くの人の興味を集めることはできないでしょう。では、良質さとは何なのか?イケダさんがおっしゃったことを、私のオピニオンを交えて紹介します。

 

良質さとはなにか?
  1. 嘘をつかない(Authenticity)。 
    例え炎上すると想定されていても、嘘はつかないこと。自分を偽って書いてもいずれボロはでるし、何より楽しくないので続かない。つっこまれても嘘なので返せない。

  2. 専門性を身につける。
    日々勉強あるのみ。誰にも負けないほど学び、この分野ならこの人!と想起されるような専門性が必要。

  3. 個人的な体験を書く。 
    誰々がどうだった、ということばかり書いてもしょうがない。自分が体験したこと、経験したことを交えて書くことで面白みがでる。「私はこう考えた」というオピニオンも交えると尚良し。

  4. 感情の吐露。 
    ブログは爆発だ!感情表現のない文は面白くない。喜怒哀楽をしっかりつけ、のっぺりした文章にならないように気をつける。

  5. サンドバッグとしての強さを持つ。
    これは難しい…が、嘘をつかずに専門性を持った分野で自分が経験したことについて絡まれたのであれば、きっと叩かれても返せる。そういった誠実さからでるタフネスさは重要である。

  6. 独自の意見が持つ。
    むやみに他人の意見に迎合せず、自分なりの意見を持つ。周りがどう思おうと、そう思ったのであれば自分独自の意見として持つ。むしろ、「そんな意見もあるのか!?」と思ってもらえることもある。

  7. 何者であるかがわかりやすい。 
    自分の肩書きやテーマについて耳にしたとき、第一想起できるかどうかが重要。つまり、「炎上」と聞くとイケダハヤトさんが浮かぶように。
    どういうカテゴリーに属しているのかはハッキリさせた方がいい。

 

自分の想いやオピニオン、感情に素直になること

 非常にシンプルですが、結局はそういうことなのでしょう。

文章を書くとき、意識的か無意識的かを問わず、格好よく書こうとしたり、自分を必要以上によく見せようとして飾ったりすることは、誰しもあることだと思います。自分ブランディングのためにキャラクター付けを図るのは必要な事だと思いますが、一番やってはいけないことは「嘘をつく」こと。嘘はいつかバレるし、嘘を貫くのは正直でいるよりもツラい。なにより、突っ込まれたときに反論ができない。何せ「嘘」なのだから。

 

私が好きな「海馬 〜脳は疲れない〜」という本があります。脳科学者の池谷裕二さんと糸井重里さんの対談本なのですが、その中に糸井さんが語るこんな一説があります。

変わることって、だいたいは「いいこと」なんですね。環境に適応してばかりだと、今までは「アイツは風見鶏だ」とか「日和見主義者だ」とか文句を言われがちだったし、それと同時に「一貫性のある人ですね」とか「信念を貫いた」とかいう言葉に、かなり騙されてきたような気がします。ぼくは貫くことがあるとしたら「ウソをつかないこと」だけでいいと思います。

 

これ、すごくいい言葉なんじゃないでしょうか。私は変わろうとしない人、変化を恐れる人とは話が合いません。ついこないだ退職した会社がまさにそうで、変わらないことを至上主義としているようでした。その「変わらない」ことのために嘘や虚飾にまみれた、それはそれは酷い環境でしたし。

 

嘘をつかないことは、何事にも勝る誠実さではないでしょうか。ブログ運営だけでなく、人生においても。イケダさんの講義を聞いて、そのことを尚いっそう意識するようになりました。「海馬 〜脳は疲れない〜」も非常に面白いので、ぜひ読んでみてください。

 

 

海馬―脳は疲れない (新潮文庫)

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仏教は宗教ではない ?お釈迦様が教えた完成された科学?

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武器としての書く技術 (中経出版)

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なぜ僕は「炎上」を恐れないのか?年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術? (光文社新書)

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