『いいだろ、俺の嫁』 嫁自慢プラットホーム「Yomejiman」
こんなプラットフォームをみつけました。
いいだろ、ウチの嫁。
いつからなんでしょう、非モテ男子を中心に「俺の嫁」として自分がこよなく愛するアイドルやキャラクターを自慢するようになったのは。現実世界に折り合いがつけられず、妄想とゲームと本の世界の住人となっていた学生時代、私も表にこそ出しませんでしたがひそかに「俺の嫁」を勝手に設定していたことがあります。
その時代によって対象は違いました。ときにはアイドルだったり、ゲームの女性キャラクターだったり。そう、「俺の嫁」に次元は関係ないんですよね。例えテレビやパソコンの画面から出てこない嫁だとしても、本人がよければそれでいい、そんなものです。
しかし私の学生時代は、こういった「俺の嫁」を信用できる筋(オタク友だちとか)以外に自慢することはなかったように思います。というか、学校でそんなことしたら死活問題でした。確実に居場所を無くします。
時代は変わったものでネット上で「俺の嫁」を自ら晒す人たちが増えてきました。元々は匿名で公開できる電子掲示板等から普及したものと考えられますが、先日「俺の嫁」をソーシャルアカウントに紐付けた上で、ポータルに晒して自慢しあおう、何なら羨ましがらせてやろうじゃないかというコンセプトの、ケッタイなプラットフォームが現れました。それが冒頭の「Yomejiman」です。早くも一部で話題を呼んでいますね。
「Yomejiman」の制作者・razokuloverさんとは?
このケッタイな(褒めてます)サービスを開発したのは@razokuloverという方。一般的に有名な方かどうかは知りませんが、以前ネット上で話題を呼んだことがあります。
Google Adwordsというサービスを知っているでしょうか?これはGoogleでの検索結果画面に広告を出すことのできるサービスなのですが、razokuloverさんはこの広告を使って自分の彼女を募集するという暴挙に出ました。私も詳細まではよく知らないのですが、なんと5件応募があったそうなんです。しかもその内の1名と交際するまでに発展し、なんと今年結婚にまで至ったというから驚き!まず広告で彼女募集するという発想がスゴイですが、結末もスゴイ。
そんなrazokuloverがこのサービスを開発したのですが、要するに自分の嫁を自慢したかったということなのでしょう。すでに開始しているこのプラットフォームには、自慢の嫁がつくった食事の写真がたくさん公開されています。いや、もう結構ですから!お腹いっぱいです!(いろんな意味で)
嫁の次元は問いません!
このサービスはTwitterやFacebookのアカウントがあれば簡単にログインできます。嫁の写真と嫁への熱い想いをメッセージ欄にぶち込んだら、あとは公開するだけです。簡単ですね。Facebookでいう「いいね」にあたるボタンとして「いいな!」ボタンも用意されていますので、他人の嫁を羨ましいと思ったら渾身の憎しみを込めてクリックしてあげましょう。
ちなみにこの「Yomejiman」、自慢の嫁が何次元であろうと問題なく投稿することができます。リアルな自分の嫁を自慢するもよし、決して画面から出てくることのない電子嫁を自慢するもよし、はては別に人間である必要すらなく愛猫自慢をしている人もいました。判断基準は自分です。自分が嫁だと思えればそれだけでいいんです。ステキ!
面白そうなサービスがあればとりあえず利用してみることに決めている私。さっそく私の「自慢の嫁」を投稿してみました。
黒歴史を掘り起こすかのように、過去好きだったアイドルやキャラクターにしようかと思いましたが、自分にダメージがあるだけで何らいいことがなさそうだったので、今推している彼女にしてみました。こういうのを見ると「うわ・・・」って引く人もいるんだろうなと思いますが、あえてやってみました。これで失なうものなんて、結局たいして大事なものではないでしょうしね。
まぁ「俺の嫁」に限らず、自分の「推し」を素直に表明しあえる世界になればいいなと思いますね。好きなものは好きなんだし。
そんなステキなサービスです。みなさんも「俺の嫁」を表明してみませんか?
良い嫁|Yomejiman - 自慢の嫁です。 一応地球上に存在する「今会えるアイドル」の彼女ですが、もっぱらテレビ画面でしかふれあえないのが難点。念に数回のライブでのみ肉眼で確認でき... http://t.co/8bzQ0gWy0t
— hayakawa.gif (@razokulover) 2014, 6月 1