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ゴーストライター問題は「共著者についてどこかしらにクレジットしておく」ことで大体は解決する。

ブログ紹介 社会問題 シゴト

この記事を読みました。 

作曲家の別人作曲問題 - Yahoo!ニュース

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ゴーストライターの是非

佐村河内氏の一件から広がったゴーストライターについての是非を問う報道は、事が発覚した今年の2月以降から現在まで収まる様子を見せません。もともとは音楽の世界での話だったのにいつの間にか出版業界にスライドしていき、『ブラックジャックによろしく』『海猿』などで有名な漫画家の佐藤秀峰(しゅうほう)さんが堀江貴文氏の著作「成金」「拝金」は堀江さんの手によるものではないことを暴露してからは、出版業界におけるゴーストライターの是非が問われる論調に変わってきたように見受けられます。

ゴーストライター問題 堀江さんには猛反発なく…佐村河内さんとの差は (産経新聞) - Yahoo!ニュース

 

私がこの一連の報道で私が驚いたのは、「みんな、本は全文著者が書いていると思っているものなんだ!!」ということ。周りの人に聞いてみても、「ゴーストライターがいるなんてショック」とか、「自分名義で出すんだから自分で文章は全て書くべき」と厳しい返事が返ってくるばかり。

 

学生時代に小説家になりたくて、それからずっと仕事・趣味に関わらず文章を書くことに携わってきました。私のように何の実績もない一介のブロガーごときがこんなことを言うのもなんですが、「文章を書くのって難しい」です。

 

キレイな文章、上手い文章を綴るには、数をこなすことはもとより「才能」「センス」がその比重の多くの占めているんじゃないでしょうか。文章を書くことに真剣に向き合って、ただひたすらに数をこなしてやっと書けるようなものなんです。

 

作家やライターなどの「書くこと」を生業にしている方々は、自分で文章を綴れる方々です。よって、著作は編集が入るにしろ、自分の手によって書かれているんだろうなと想像できますね。しかし、ビジネス書やタレント本などは必ずしもその人の手によって書かれているとは限りません。彼らは「書くこと」が本業ではありませんし、多忙で時間のかかる執筆業に労力は割けないことが多いでしょう。

 

しかし、こんな出版不況の最中にあっても「本を出す」ことは、彼らの知名度を上げることに大いに役立ちます。ビジネス書であればその会社(多くは代表者)のビジネスモデルに興味を持つビジネスパーソンに対して、タレントであればそのファン層を広げるないしは熱狂的なファンを満足させる事に対して、ある程度「売れることが見込める」というのは出版社にとってかなりのメリットでしょう。ゴーストもキャリアを積むための糧になるし、出版社・著者・ゴースト、誰もが満足できる仕組みなんですね。

 

この件に関して、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんが自身のブログで意見を述べられているのですが、業界のことが非常にわかりやすく、勉強になります。興味のある方はご覧になってみてください。↓

書籍のゴーストライターというエコシステム|佐々木俊尚 blog

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その中で私が一番共感したのがこの箇所↓

ではゴーストライターの側のメリットは何か。もちろん第1にはお金の問題があります。さっきも書いたようにゴーストライターは新進のフリージャーナリストやフリーライターであることが多い。(中略)かつてのフリージャーナリスト自立モデルというのは、まず雑誌の取材記者やデータマンなどの下積み仕事で取材経験を積み、それから「諸君!」「月刊現代」「論座」「中央公論」といった総合誌で自分の署名記事を書く機会を探していく。でも良いものを書こうとすると取材や執筆にそれなりに時間がかかります。かといって雑誌編集部の常駐取材記者になってしまうと、あまりに忙しくて自分のやりたいテーマの取材や執筆に時間が割けません。そこで手っ取り早いビジネスとして、ゴーストライターを手がけるわけです。

 

非常にわかりやすいですね!

ゴーストという仕組みは、新進のライターやジャーナリストを成長させるのに一役買っている。私もフリーで書き物をしている以上、避けては通れない道なのかもしれません。

 

尊敬しているプロブロガー・イケダハヤトさんが、"自身の著作の半分はゴーストライターが書いている”とブログで暴露されて賛否両論となったこともあります。しかし、自分の考え方や想いを正しくカタチにしてくれる編集者やライターが書いてくれるのであれば、別に嘘を書いているわけじゃないので特に問題を感じないのが正直なところです。

ゴーストライターがいるのは恥ではない:ぼくの本、半分くらい編集者が書いてますよ : イケハヤ書店

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この一連の問題を振り返ってみて、「共著者についてどこかしらにクレジットしておく」ことで大体は解決するんじゃないかと思いました。その本の主軸になる経営者・タレント等と、書いて編集してまとめたライターを併記すればいいんでしょうけれど、出版業界のいろんなしがらみのなかで、なかなか上手くはいかないのが実情。せめて奥付あたりにクレジットできればいいんですが・・・。問題は根深そうですね。

 

※参考記事

<佐村河内さん問題>ゴーストライターはどこまで許される? | THE PAGE(ザ・ページ)

ゴーストライターっていけないことなんすか?: やまもといちろうBLOG(ブログ)

吉田典史の時事日想:なぜ出版社はゴーストライターを使い続けるのか? (1/4) - Business Media 誠

相次ぐゴーストライター騒動、利用広がる出版業界での実態は?執筆方法、報酬、法的問題... (Business Journal) - Yahoo!ニュース

作曲家の別人作曲問題 - Yahoo!ニュース

 

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