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酷すぎる! 勝手に赤瀬川原平の名を使いコラムをねつ造した『Free&Easy』

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これ、とてもじゃないですが許せない話。

あり得ない!有名ファッション誌が赤瀬川原平の名で勝手にコラムをねつ造!『Free&Easy』 - NAVER まとめ

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前代未聞の文章捏造

Free&Easyといえば、歴史の長い男性向けファッション雑誌として有名。私はあまり読んだことがありませんが、書店で平積みされているのをよく見かけるので、人気のある雑誌なのでしょう。

 

 そんな雑誌で、ある文章の捏造が発覚しました。

 対象の号はこちら↓

Free & Easy (フリーアンドイージー) 2014年 06月号 [雑誌]

Free & Easy (フリーアンドイージー) 2014年 06月号 [雑誌]

 

 

 2014年6月号に掲載された作家・赤瀬川原平さんのコラム。内容は今年の3月に逝去されたイラストレーター・安西水丸さんへの追悼文だったのですが、あろうことかこのコラムは編集者による完全な創作文だったことが判明しました。正直、信じられません。

 

ロック詩人・辻元よしふみさんが、自身のブログにてこの捏造問題を紹介したことでやっと一般に広がってきた印象ですね。

「Free&Easy」6月号が赤瀬川原平氏らの文章を「ねつ造」した問題について: ロック詩人・辻元よしふみのブログ

 

詳しくは辻元さんの記事を読んでいただければと思いますが、簡単に流れを書いておきますね。発覚のもとになったのは、辻元さんが所属している日本文藝家協会から定期的に送られてくる「文藝家協会ニュース」の「著作権管理部より・先月の相談から」というコーナーに挙げられていた相談文がきっかけのようです(以下引用)。

 

「Free&Easy」6月号が赤瀬川原平氏らの文章を「ねつ造」した問題について: ロック詩人・辻元よしふみのブログ

執筆した覚えもなく、インタビューも受けていないのに、自分の名前の文章が雑誌に掲載されていた、というとんでもない事件が発生しました。

 

男性向けのファッション誌「Free & Easy」6月号に赤瀬川原平さんのコラムがあります。安西水丸さんの追悼特集ですが、追悼にはふさわしくなく、赤瀬川さんの書きぶりでもない不思議な文章です。

 

奥様から「主人は入院中なので、書いてもいないし、インタビューも受けていない。編集部に確認したが、誠意のある対応ではなかったので、協会からも何事が起きたのか調べてほしい」とご連絡がありました。

 

編集部に電話すると、奥様がおっしゃるように「担当者が不在でわかりません。連絡しますのでお電話番号を」という頼りない対応です。メールアドレスを伝えたところ、2日後に「説明したい」というメールが届き、ほどなく電話がありました。結論は、過去に2度、インタビューした編集者が、勝手に書いた文章でした。

 

編集長と2人でお詫びに行くと言われたが、謝られてもしょうがないので、店頭からの回収とバックナンバーの販売をやめてくれるように伝える、と赤瀬川夫人。

 

角田光代さんの文章が次のページだったので、確認したところ、「『週刊朝日』に以前に書かれたものを無断で話し言葉に書き直しました。申し訳ありません。店頭からは回収しました」という手紙が編集部から届いた、とのことです。

 

もちろん捏造していたこと事態が大問題ですが、何より編集部対応の杜撰さにあきれました。店舗から回収しバックナンバーを販売しないようにしただけでこの問題が解決するわけもないですよね。インタビューした内容の受け取り方にニュアンスの違いがあったとかならまだ分かりますが、そもそもしていないインタビューを著名な作家の名前を騙って勝手に創作し、著名な雑誌のコラムとして掲載するなんて、どういう神経をしているのでしょうか。まさか、黙っていればバレないとでも思っていたというのか。

 

と思っていたら、すでにこんな記事が↓

赤瀬川原平さんらの記事捏造…雑誌「Free&Easy」6月号 : 社会 : スポーツ報知

 

こちらの記事によると、

赤瀬川さんの妻尚子さんは「当時、本人は入院中で、取材を受けるはずがなかった。編集部から『気が付かなければいいだろうと思ってやってしまった』との説明を受けたが、それは理由にならない」としている。

とのこと。いやいやいや、『気が付かなければいいだろうと思ってやってしまった』って!全く理由になっていないし、とても歴史ある雑誌編集部がやっている対応とは思えない。酷いものです。

 

雑誌をくまなく読んで、全てが真実であるとは私は思っていません。読者の声や意見・投稿ネタやコラムなんかは適当に書かれているであろうことは理解して読んでいます。ランサーズやクラウドワークスでそういった記事を格安の単価で執筆募集しているのをみると、大体どこの編集部でも似たことはやっているんでしょう。

 

しかし人の名前を使って勝手に文章を綴って掲載するなんて、バカの所業にしか思えません。今回は大御所の名前でしたが、大御所ですらこの扱いなのであれば、並のライターや作家の名前なんかは遠慮なく借用しているんだろうと予想できますね。今回の事件は多くの同業者の権威を失墜させる大問題だと思います。幸いなことに大手メディアでもこの問題がニュースになっているようですので、ぜひ真実を暴き出してもらいたい。なし崩しに立ち消えさせてはいけない、大問題ですから。

 

論文捏造 (中公新書ラクレ)

論文捏造 (中公新書ラクレ)

 

 

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